研究活動

常設研究会 ― 市民活動支援研究会 ―

研究会の趣旨・目的

 地域における市民活動の支援が各地の生協で進められ、市民活動団体と生協との連携などの蓄積が見られる。しかし、それらをどのように地域での実際のつながりづくりに活かしていくか、生協と市民活動団体双方の活動に活かしていくかなどといった検討は十分ではなく、研究、実践の両面からこれまでの各地の生協の活動実績を踏まえた議論が必要となる。また、この間進んできた協同組合間連携や特にコロナ禍の中での市民活動の困難などにも注意を払うことが必要であり、NPOなどにおける中間支援組織の活動にも着目しつつ、生協が地域の多様な市民活動をどのように支援していくことができるのか、その仕組みや組織のあり方を検討する

研究会のアプローチ・方法

 毎回、報告者をたて、その報告をもとに議論をする形で研究会を開催するが、研究者の側の報告と実務家、実践者の側の報告を組み合わせながら進める。
 必要に応じて外部から報告をお願いするほか、オブザーバー参加も歓迎し、関心を持つ多くの研究者や実践者の参加を募りながら進めていく。

研究会のアウトプット

 研究会の成果は『生協総研レポート』や公開研究会の形で公表していく。研究成果の報告だけではなく、テーマによっては研究会自体を公開で開催することなども検討し、幅広く議論を公開、共有する。

研究会の構成(敬称略)

小関隆志
明治大学教授
小林幸治
NPO法人まちぽっと理事・事務局長
田代美香
NPO法人ぐらす・かわさき副理事長
中島智人
産業能率大学教授 生協総研理事(座長)
松本典子
駒澤大学教授
三浦一浩
生協総研研究員(事務局)

研究会報告