常設研究会 ― 生協共済研究会(第9期) ―
研究会の趣旨・目的
- 共済の事業や組織運営をめぐる諸問題について、今後の発展課題や方向性を探求し、提言・問題提起をおこなう。
- 役職員に対し啓蒙的に共済事業の意義、役割を示し、エンパワーしていく。
- 組合員や加入者に共済の役割を知ってもらい、ロイヤリティを高め、組合員の参画を進める。
- 生協の共済事業の社会的な認知を広げる。
研究会のアプローチ・方法
- グローバル社会にあって、欧州主要国の協同組合保険、共済の動向を調査し、各国のベストプラクテイスを探究する。各委員の問題意識を擦りあわせ、2~3人のグループで事前調査と調査目的、訪問先、を確認し、夏または翌年3月に現地調査を行い、成果をそれぞれまとめる。
- 「生協共済における組合員参加」をテーマに各団体の事例研究と今後の課題を明らかにする。各団体の事例を個別視察も含め行い、共通点や違いを明確にして、今後の課題をまとめる。全労済、コープ共済連、全国生協連等の協力を得て訪問調査を進めることとし、秋に訪問調査、年明けまでにまとめる。
- 別途年間のテーマに基づく、内外の報告者をお呼びし、報告質疑を適宜行う。
- 民間保険と共済との比較やその違いを探る(生協の共済のよさや優位性、共済らしさとは何かなど)
- 共済事業や経営をめぐる諸問題の考察を行う(例えばソルベンシーマージンなど)
- 社会保障制度や公的保険との関係で生協の共済の位置づけや役割を検討する
- 他団体、ステイクホルダーから見た生協共済について外部から講師を招き意見をいただく。
研究会の構成
- ●座 長:
- 岡田 太(日本大学商学部准教授)
- ●委 員:
- 甘利公人(上智大学法学部教授)
- 梅田篤史(駒澤大学大学院経営学研究科研究生)
- 江澤雅彦(早稲田大学商学部教授)
- 大塚忠義(早稲田大学大学院商学研究科助教)
- 恩藏三穂(高千穂大学商学部教授)
- 小野健太郎(日本大学国際関係学部国際総合政策学科教授)
- 栗本 昭(連帯社会研究交流センター副センター長)
- 崔 桓碩(早稲田大学商学学術院助手)
- 千々松愛子(鎌倉女子大学家政学部准教授)
- 中林真理子(明治大学商学部教授)
- 根本篤司(福岡大学講師)
- 福田弥夫(日本大学法学部教授)
- 宮地朋果(拓殖大学商学部准教授)
- ●事務局:
- 飯倉裕之(全労済本部 経営企画部次長)
- 塚本直広(全労済協会 調査研究部調査研究課長)
- 俵 綾子(全労済協会 調査研究部研究普及課長)
- 柳田朗浩(コープ共済連総合マネジメント本部渉外・広報部長)
- 鈴木洋介(大学生協共済連執行役員・本部長)
- 齊藤真悟(生協総合研究所研究員)
- ●オブザーバー:
- 西岡秀昌(全労済協会常務)
- 金丸雅男(全労済協会調査研究部長)
- 倉橋宏明(全国生協連)
- 坂本純一(コープ共済連理事)
- 小塚和行(コープ共済連執行役員・総合マネジメント本部長)
- 新井 操(日本共済協会)
- 小野寺正純(大学生協共済連専務理事)
- 伊藤由理子(生活クラブ共済連合会常務理事)
- 大信政一(パルシステム共済生活協同組合連合会常務理事)
- 水野敦司(共栄火災海上保険株式会社営業統括本部課長団体組織担当)
研究会報告