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ロバアト・オウエン協会60周年記念研究集会(11月17日東京開催)報告
当協会60周年を記念する第168回研究集会を、2018年11月17日、四ツ谷のプラザエフ5階会議室にて開催しました。
【第1部】オウエンに関する代表的な日本語文献を読んでの概説・着目、及びよび考えたこと
米田大会員(東京学芸大学大学院前期院生)
「オウエンの年表を作成して考えたこと 1771~1814
-『性格形成論』の出版にいたるオウエンの人生について-」
室井遥会員(東京大学大学院後期院生、非常勤講師)
「ロバート・オウエンのコミュニティー形成に対する若干の考察
―1815年~1834年の年表を作成して―」
野末和夢会員(一橋大学大学院後期院生)
「ロバート・オウエンにおける「合理的宗教」の検討:「人類の結合」
「幸福」「感情」に焦点を合わせて」
【第2部】第1部へのコメント、オウエンについて特に着目してきたこと、及び討論・質疑
コメンテーター:土方直史会員(中央大学名誉教授)
中川雄一郎会長(明治大学名誉教授)
富沢賢治会員(一橋大学名誉教授)
白井厚会員(慶応義塾大学名誉教授)
今回はロバアト・オウエン協会60周年記念研究集会ということで、オウエンの生涯を三分割して、それぞれの時期のオウエンの行動から読み取れるものは何かを「第1部 オウエンの年表を作成して、および考えたこと」のなかでそれぞれ若手研究者会員に報告していただきました。
これらを踏まえ、「第2部 第1部へのコメント、オウエンについて特に着目してきたこと、及び討論・質疑」では、重鎮のコメンテーターからそれぞれオウエンとその周辺に関する見解について熱く語っていただきました。さらに会場からの幾つかの質疑応答やコメンテーター相互の議論ののち、白石正彦会員(東京農業大学名誉教授)の閉会挨拶で終了しました。
研究集会終了後、懇親会を2階「レストラン・エフ」で持ち、白井堯子会員(千葉衛星短期大学教授)の挨拶で和やかに終了しました。