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知の市場

第12回講義概要「誰もが安心してくらせる地域社会を考える」

○ 開催日時
2022年7月13日(水)15:00~16:30
○ 開催会場
大東文化大学 板橋キャンパス
講師とテーマ

蔦 直宏(日本生活協同組合連合会 社会・地域活動推進部 地域コミュニティG)
「誰もが安心してくらせる地域社会を考える」

概要

 第12回講義の講師は、日本生活協同組合連合会(日本生協連)の蔦さんです。日本の地域社会が抱える諸課題、生協が行っている見守り活動や地域における連携事例、子どもの貧困・居場所づくりやコロナ禍での取り組み事例などについて講義をしていただきました。

受講生の受けとめ

Q 生活協同組合(団体)のどのようなところに興味や関心を持ちましたか、または持てませんでしたか?

Aさん
普段の暮らしの困り事や様々な課題に対して包括的に対応していく、包括連携協定に興味が持てました。

Bさん
生協のインフラが充実していることに関心を持ちました。山間部や離島にも食材を配達しているとあり、日本全国、住民の大切なライフラインになっていることが分かりました。このことから、見守り活動に繋がっていることにも関心を持ちました。

Cさん
多くの生協は地域の問題を解決するために、各自治体と協力していることに関心を持ちました。実際に高齢者や子育てをする方に対しての支援になっているので、素晴らしい取り組みだと思います。

Q この講義のポイントは、どこにあったと思いますか?

Dさん
講義の後半にあった「4.課題解決のために生協が大切にしていること」が、この講義のポイントだったと思います。地域の中で多様な人々が協同し、協働することで、創造的に問題解決をしていくことができます。多様な主体の参加から個人や組織・グループのエンパワメント、そして地域における社会関係の醸成、課題の解決といった流れを実現させることで、誰もが安心して暮らすことができる地域社会を形成することができます。これらの実現のために、生協はさまざまな取り組みを行っています。

Eさん
地域のさまざまな社会問題は大枠で見ると解決が難しく、困難であるように見えるが、細かくスポットを当てて1つ1つ実直に対応していくことが大切なのだと気づいた。特に生協のインフラは、高齢者や地域経済などに該当しており、山間部や離島に住み、交通が不便で長距離の移動が大変は高齢者などの住民に食材を配達している。ネットスーパーなども普及しているが、インターネット環境を整えることが難しい住民にとってインターネットが普及しても生協のようなライフラインの必要性を実感した。

Fさん
助け合いの社会の実現に向けて、多様な困りごとに対して包括的に対応していくことが大事なポイントであると考えた。また、大規模災害への対応の際に行政・ボランティア・NPOなどによる連携の必要性も重要だと感じた。子どもの貧困支援活動において、「子どもの未来アクション」や子どもの貧困支援活動応援助成の開始などの運動も重要なことだと感じた。

Q この講義や生活協同組合(団体)に対する意見・感想を書いてください。

Gさん
誰もが安心して暮らせる地域社会実現のために「見守り」協定を締結したり、子どもの貧困に関する活動を行っていて、少しでも地域をよくしようとしているのは学ばなければ知らないままのことだった。その他にも、子どもの居場所づくりも含めた「多世代型食堂」を提供していて、自分ももう少し小さい頃、近くにあったら利用したかもしれないと感じた。学習支援や奨学金支援もあり、助け合いの社会実現の為、様々な支援があることが分かった。コロナ禍の取り組みで、学生に対し手書きのメッセージ付で支援品を配送していて、自分がされたらとても嬉しいことだと思った。

Hさん
これから安心してみんなが暮らせる地域社会を実現させるために、生協はさまざまな活動を行っているということを知ることができた。協同・協働の関係性と様々な主体が強みを生かして連携することによって、社会全体でつながる力になるのだと学ぶことができた。その中でも印象に残ったのは、コロナ禍における取り組みでの大学生支援を実施している点である。コロナ禍で誰にも相談できなかったり、コミュニケーションが減る中で「1人ではないんだ」と思わせてくれるような取り組みが素晴らしいと思った。

Iさん
私は社会学のなかでも特に地域社会について興味があります。どのようにして地域が成り立っているのか、その土地にはどのような人が住んでいて、どんな課題を抱えているのか学んでいます。少子高齢化のなかで、「誰もが安心してくらせる社会」づくりは重要な取り組みだと感じています。生協はインフラの規模がとても大きく、山間部や離島までネットワークがあることに驚きました。生協=宅配のイメージは非常に強かったんですけれど、講義を重ねるうちに、行政と協定を結んだり、地域発展、災害時の支援など毎回たくさんの学びがあります。今日の講義では「誰もが安心してくらせる社会」というテーマで、ならコープの事例がとてもおもしろかったです。川上村は1,094人しかいない小さな村だからこそ、1人1人がつながり、温かい村づくりができるのかなと思いました。その活動にコープが携わっているのは、素敵な活動だと感じました。