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知の市場

第11回講義概要「防災・減災を考える」

○ 開催日時
2022年7月6日(水)15:00~16:30
○ 開催会場
大東文化大学 板橋キャンパス
講師とテーマ

栗田 克紀(東京都生活協同組合連合会 会員支援・地域連携推進部 部長)
「防災・減災を考える」

概要

 第11回講義の講師は、東京都生活協同組合連合会(東京都生協連)の栗田さんです。阪神・淡路大震災や東日本大震災をはじめ全国各地で近年頻発してきた災害、首都直下地震をはじめ東京で発生が想定されている災害についての説明の後、生協の防災・災害復旧支援活動について紹介していただきました。

受講生の受けとめ

Q 生活協同組合(団体)のどのようなところに興味や関心を持ちましたか、または持てませんでしたか?

Aさん
生協は全国でバラバラだが、阪神・淡路大震災の時には全国からボランティアに訪れた。東京都と生協が連携して支援を行う流れができている。実際に災害が起きた際に、東京都からの要請で生協も支援を行ったという実例がある。

Bさん
災害時には全国の生協が連携し、現地での受援ニーズを的確に把握して、その情報を伝え、車両・派遣職員、必要とされる物資セットを送るという取り組みに興味・関心を持ちました。

Cさん
「人とのつながり」を意識しての活動そのものに関心が持てた。宅配や共済のサービスが、生活に困っている方への支援活動として行われている。そういった支援を応援したいと思った。

Q この講義のポイントは、どこにあったと思いますか?

Dさん
人とのつながりが何よりも励まされるのではないかと感じました。実際に災害の被害にあって避難所にいたり、家や家族を失ってしまったりしたことがないため、被災者の気持ちを完全に理解することは不可能ですが、被災地に足を運んでガレキの処理などをしたり、募金をしたり、食品や日用品を届けたりなど、被災者の方を想って行動をすることで元気や勇気を分けることができると思いました。支援物資も喜んでもらえると思いますが、自分たちのためにしてくれた気持ちが伝わることが1番いいのかなと思ったため、人とのつながりを大切にして私も積極的に行動したいと改めて感じました。

Eさん
生協は災害時に様々なところで支援活動ができるということは、多くの人々の役に立つと思います。災害が起きると今までの生活で利用していたものが突然利用できなくなってしまうことが考えられるけれど、普段人々の生活のニーズに合ったサービスを提供している生協は、人々が何を求めているのかを素早く判断し支援物資を届けることができるのではないかと思います。組合員同士のつながりができているからこそ、いざという時にすぐに支援のために動くことができると感じました。

Fさん
東京の生協の見守り活動として、見守り緊急通報の対応や生協の見守りとは地域の安心な暮らしを支える一つの資源であることが重要なポイントであると感じた。また、生活に困っている人々への食品や生活用品といった支援活動も大事なことであるといえる。阪神・淡路大震災の教訓から、ボランティアネットワークへの参画について、災害が起きる前の平時の取り組みや全国の生協が連携して支援活動に取り組んでいくことが大事なポイントであると感じた。

Q この講義や生活協同組合(団体)に対する意見・感想を書いてください。

Gさん
生協の配達が地域の住民の見守りの役割を担っているという話を聞き、ただ商品を届けるだけではなく、暮らしを支えていて非常にすばらしいと感じました。生活に困っている方への食材の支援の話で、捨ててしまうのではなく支援に回すというのを聞き、環境にも良い活動だと思いました。首都直下地震の映像を見て、70%の確率で30年以内に起こると聞き、非常におそろしいと感じました。これに備えるために自分でできることをして、周りの防災意識を高められるような活動をしたいと感じました。全国の生協が連携して、それぞれの事業の特徴を活かして支援を行う姿勢が非常にすばらしいと感じました。ライバル同士であっても同じ目的のために動いていることが動画を見てよく伝わりました。災害のときに生協がどんなことを行えるのかが今回の講義でよく理解できました。

Hさん
東京都の首都直下地震のシミュレーションを見て、どんなに震災の被害を経ても、科学や耐震技術が発達しても、まだまだ被害の大きさや深刻さは変わることがないことを痛感させられた。また、技術の発達により、過去よりさらに被害が大きく混乱してしまう様子が目に見えた。建築物の耐震化や不燃化の整備など減災の取り組みの効果はあるものの、より一層自助・公助を強化する必要がありそうだ。生協の資源をどう活かすかという今回の話はとても盲点で、普段使用している資源を災害時にどう使うかを想定しているのは良いことだと思った。生協ならではの特性を生協以外の緊急事態に活かせる点は、国民にとってとても頼りになる存在なのではないかと考えた。

Iさん
約10年前の東日本大震災で、私の地元もいたるところが倒壊したり、停電したり、火が使えなかったりと、たくさんの被害をうけました。今回の講義で、生協が東日本大震災において、コープ共済契約者の組合員に共済金や見舞金のご案内や訪問活動を行っていて、現地の住民はとても助かっただろうなと思いました。現地の人は、地震が起きた後は何から手をつけていいのか分からないし、不安も多いですが、生協によって声をかけてもらうことで、ありがたいことだと思いました。2022年になった今でも、引き続き復興の支援を行っているのは初めて知りました。日本はこれからも災害が起こりえますが、被災地から得た教えを自分たちの地域に生かしていきたいです。