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知の市場

第10回講義概要「子育て支援のあり方を考える」

○ 開催日時
2022年6月29日(水)15:00~16:30
○ 開催会場
大東文化大学 板橋キャンパス
講師とテーマ

若林 恵子さん(生活クラブ生活協同組合・東京 たすけあいネットワーク事業部事業管理課 課長)
「子育て支援のあり方を考える」

概要

 第3回講義の講師は、第10回講義の講師は、生活クラブ生活協同組合・東京(生活クラブ東京)の若松さんです。人口減少や、コロナの影響で出生数の減少等による急速な少子化の現状、子ども子育て支援新制度の概要、生活クラブ東京の子育て支援の取り組みの紹介やその活動を通して子育て世代に伝えたいシェア力や自治力について講義をしていただきました。

受講生の受けとめ

Q 生活協同組合(団体)のどのようなところに興味や関心を持ちましたか、または持てませんでしたか?

Aさん
地域に根付いている生活協同組合だからこそできる子育て支援を展開しているところに興味をもった。「エッコロたすけあい制度」という活動がとても素敵な取り組みだと感じた。生協が子育て事業をやっていたのはとても意外で、どの活動にも興味・関心を持った。

Bさん
当事者以外の人々も子育て支援に参加することで、良いまちづくりが可能となる考えに関心を持ちました。生活クラブの組合員による活動や保育園の運営など、子ども支援の展開にも興味を持ちました。

Cさん
組合委員活動による子育て支援として、組合員主催の子育てひろばについて興味をもちました。子育てをすることにより、お母さんが周りに助けを求められずつらい思いをするということを聞いたことがあるので、友達をつくる良いきっかけだと思い素晴らしいなと感じました。

Q この講義のポイントは、どこにあったと思いますか?

Dさん
今日のこの講義のポイントは、日本は子育てが不安な社会というところにあり、いかに問題であるかを感じました。子育てに関する日本社会の現状は、共働き世帯の増加を支えられていなかったり、小学校入学後、安心して過ごせる場所がないといった問題があります。日本の少子化社会の背景には、未婚化、晩婚化といった価値観の変化も考えられますが、子育ての環境整備が整っていないことも子どもを持たない原因であると感じました。そのため、組合員活動が行っているような事業を広く展開していく必要があると感じました。

Eさん
保育園になかなか入れないで子育てをする環境を整えられない人にとって、組合員活動の子育て支援はとても良い支援だと思った。地域の施設で集まる子育て広場ならば、組合員同士でも地域によりどころを持てるのではないかと考えた。元々生協の食品配達などの面も生かして食を通して体と心を育てるといった給食・食育に力を入れている点も生協ならではの支援ではないかと考えた。

Fさん
子育てに対しての意識を変えていくことだと思いました。少子高齢化が進み、コロナの影響でさらに出生数が減少したという中で、それらの要因の1つとして夫の家事などの参加時間があげられていて、そのことからも子育ての負担というものの大きさがわかります。これから親となっていく我々の世代が「子育て=母親の仕事」といったような考え方に違和感を感じ、意識を変え、夫も子育てに積極的に参加していくことで母親の子育てへの負担感や孤立感をなくしていくことで第2子以降の出生数を増加させることができ、結果として少子高齢化を食い止めるきっかけになるのではないかと思いました。

Q この講義や生活協同組合(団体)に対する意見・感想を書いてください。

Gさん
結婚や出産を行うことができないのは経済的な問題や、共働き家庭が増えてきた中での育児の大変さなどがあるとわかりました。少子化はどうにかして改善する必要がありますが、現在の子育ての現状をみると子どもを持つことは大変だなと思う人が多いだろうなと考えます。まずは子育ての環境を整えることや、教育費の減額などを行わないと子どもの数は増えていかないだろうなと思います。地域同士のつながりが希薄になってきているので、生活クラブの組合員同士が助け合えるという場があるのは親にとってありがたいものなのだろうなと思います。保育サービスをただ提供するだけでなく、子どもの育ちをみんなで喜びあえる地域をつくるというのは今後とても重要な課題だと思うので、保育園だけでなく、国としても行っていくことが必要だろうなと思いました。

Hさん
私は家族の末っ子で赤ちゃんと触れ合ったり生活したりという経験がなく、将来は家族や子どもを持ってみたいとは思っていますが不安が多くあります。今回の講義で知った子育て支援や導入される予定のある支援が、私達が子育てをする世代になった時により良い制度や支援になっていると良いなと感じました。支援の具体的な内容を見てみると子どもの成長にはもちろん、親の子育てに対する姿勢も前向きにするためにも良い活動だなと思いました。

Iさん
日本は子育てが不安でつらく思っている人が多く、身近に頼れる人がいないのも事実としてあるのだと知った。生協の組合員が子育て支援も行っていることは知らなかった。親からしたら子育てひろばの運営や、保育施設の設置はとてもありがたいし、誰かと繋がることができる環境があるだけでも心の余裕が少しできて安心だと思う。自分も親になる日が来るかもしれないし、こういった支援が行われていることを知ることができたので利用しようと思った。地域自体が子育てをする環境づくりに積極的で、子どもの育ちを応援している組合がある地域は暮らすにも安心だし、私もそういった地域に将来住みたいと思った。保育サービスを提供するだけで終わらず、子どもの育ちを皆で喜び、応援できる環境づくりを実現し活動をしているところが素敵な活動だし、世の中のニーズに応えているなと感じた。