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知の市場

第9回講義概要「消費者力を高める」

○ 開催日時
2022年6月22日(水)15:00~16:30
○ 開催会場
大東文化大学 板橋キャンパス
講師とテーマ

三谷 和央(全国消費者団体連絡会 事務局次長)
「消費者力を高める」

概要

 第9回講義の講師は、全国消費者団体連絡会(全国消団連)の三谷さんです。日本の消費者団体の現況と役割、消費者の権利と責任、消費者被害の歴史と現状、成年年齢引き下げによる影響、消費者関連法と改正の動向などについて講義をしていただきました。

受講生の受けとめ

Q 生活協同組合(団体)のどのようなところに興味や関心を持ちましたか、または持てませんでしたか?

Aさん
時代によって消費者問題は変化していくので、それに合わせて法改正が行われているということに関心を持った。全国消団連は法改正運動を行っている。

Bさん
消費者の権利・責任について、安全が確保される権利や批判的な意識をもつ責任などのさまざまな権利と責任があり、興味深く感じた。また、契約トラブルやインターネット取引問題などに対する消費者政策に関しても、多くの政策があって興味深いと感じた。

Cさん
消費者と事業者に情報量など構造的格差があることを前提として、公平な第三者の立場から消費者の不利益について対応したり、働きかけたりしている点に関心を持った。

Q この講義のポイントは、どこにあったと思いますか?

Dさん
「契約」についてだと思います。私たちは「成人」というものを超えて、契約ができる年齢になりました。なので、今回の講義の「契約」という部分は、凄く興味深いものでした。私は契約の成立という部分で、契約書にサインしたり、印鑑を押したりしてから契約成立と思っていましたが、口での約束も契約として成立することが分かりました。今後、私が大学を卒業して社会に出たとき、契約という文字が多く出てくることになると思うので、気を付けながら生活していきたいと思いました。

Eさん
消費者である私たちは守ってもらうだけでなく、自ら消費者の権利や責任(8つの権利と5つの責任)を学び、行動する自律した消費者を目指すことで、自分自身を守ることが大事だと思いました。自分だけは消費者被害に遭わないと思い込まず、油断しない。相談できるところを常に把握し、何かあればすぐ相談する。最新の消費者被害情報や法律改正等の情報を入手していく。消費者にとって有用な情報は身の回りに知らせ、被害拡大を防ぐことが大切だと思いました。

Fさん
消費者団体の活動等を学ぶと共に、消費者としてどのような問題、どのようなことに注意すべきかを学ぶことがポイントだったと思います。消費者の消費生活の安定に努めていること、さまざまな団体が活動を行っていること、「8つの権利と5つの責任」といった消費者にも求められていることを学ぶのが大切だと思いました。年代ごとに取り上げる問題もさまざまであるため、しっかりと、消費者として責任を持つことが大切だと思いました。契約に関して、クーリングオフなどを使って取消しができるということは、今後の生活に役立つことなので大切だと思いました。

Q この講義や生活協同組合(団体)に対する意見・感想を書いてください。

Gさん
消費者には「権利」と「責任」があることを知りました。商品に対して知る権利など「権利」を持つことはイメージできましたが、商品・サービスに対して疑問を持ち発信していくなどの「責任」があることがわかりました。若者の消費生活相談で「美容」が男女ともに上位にあがり、これから社会人になるにつれて使用頻度が多くなると思うため、気をつけたいと思います。今年から成年年連が18歳に引き下げられましたが、20歳の私も契約についてわからないことが多いです。契約について詳しい話を聞く機会はあまりないので、今回の授業を通して契約について知ることができてよかったです。私の祖母の家に訪問販売の方がよく来るので、気をつけるよう声かけしたいと思います。

Hさん
自ら学び行動する自立した消費者を目指すことが大事だという言葉を聞き、受け身ではなく消費者の「権利」と「責任」を理解し、行動できるようになりたいと思いました。私も美容に関する商品やサービスを購入したいと考えていますが、少し不安があります。今日の話をきき、同い年ぐらいの人で相談件数が多いと分かり、慎重に選ぶ必要があると改めて感じました。私も成年年齢引き下げが施行されたことは知っていたが、未成年者取消権が使えなくなるという重みは理解していませんでした。こつの重みを多くの人に伝えるべきだと感じました。今、私は自分は引っかからないと思っていますが、この自信は危険なものであると分かり、被害にあわないようにするために、被害にあってしまったときに、どのようにすれば良いかをもう一度確認する必要があると感じました。

Iさん
今回の講義では消費者団体とはどのような団体で、どのような取り組みをしているのかを知ることができました。講義の中では主に消費者と消費者トラブルについてよく話されていましたが、私も消費者トラブルに巻き込まれそうになったことがあります。当時は着払いにしていたため、親が疑問に思い大きな被害には至りませんでしたが、現在社会では小さい子どももスマートフォンを持つ時代となり、ある程度の制約があるとはいえ、昔よりこれらの詐欺被害に関与する機会が増えたと思います。そのため、今回の講義テーマである「消費者力を高める」というのは情報社会の今では必要であると感じました。