第2回講義概要「生協の共済事業について考える」
- ○ 開催日時
- 2022年4月27日(水)15:00~16:30
- ○ 開催会場
- 大東文化大学 板橋キャンパス
講師とテーマ
田中 美樹(日本コープ共済生活協同組合連合会 組合員参加推進部 部長)
「生協の共済事業について考える」
概要
第2回講義の講師は、日本コープ共済生活協同組合連合会(コープ共済連)の田中さんです。共済(と保険)についての基礎知識、CO・OP共済の成り立ちと特長、保障事業からみた若年層のリスク、ライフプランニングの必要性などについて講義をしていただきました。
受講生の受けとめ
Q 生活協同組合(団体)のどのようなところに興味や関心を持ちましたか、または持てませんでしたか?
Aさん
病気を持っている人でも緩やかな条件で加入することができ、組合員の声や願いを形にするというところがとてもすばらしく興味を持ちました。また、大規模災害時に職員が集まり、活動をするというところも、非常に被災地の方に元気を与えられると思うので関心を持ちました。
Bさん
CO・OP共済の特長と活動は、組合員の声を聴き、ニーズに合わせた商品を提供していたり、折鶴を同封し「助け合いの心」のつながりを大切にしていたりと、思いやりのある活動に関心を持ちました。
Cさん
共済が相互に助け合うという精神に基づいてできた保障商品であるという点に、とても関心を持った。また、CO・OP共済が共済金請求忘れゼロ運動をおこなっている点にも関心を持った。
Q この講義のポイントは、どこにあったと思いますか?
Dさん
共済は、生協の組合員同士が「相互に助け合う」という精神に基づいているという点。共済は加入者の輪が広がることで、より良い保障に変えていけるという点。CO・OP共済は組合員の声や願い、「助け合いの心」のつながりを大切にしているという点。「自分は大丈夫」という思い込みはなくし、リスクを考えるという点。
Eさん
CO・OP共済の保障事業やその他の会社の保健事業でも、なかなか若年者が加入するイメージがなかったが、若年層のリスクを解説して頂けた。そこで、私たちくらいの大学生になると様々なコミュニティでの活動が増えるので、自然とリスクも増えると聞いて納得した。そうした話を聞く中で、人生設計をする上でのリスクヘッジが重要だと思った。若年者は特に、これから先の未来を考える上で、リスクヘッジを考えておくことが重要だと思った。
Fさん
CO・OP共済がどんなものなのかを知り、大学生にも共済に加入するメリットを分かりやすく説明されていたことがポイントであったと思います。手軽に加入できて、しっかりとした保障が受けられることが分かり、考えさせられる内容だったと思います。大学生の今こそ、何が起きるのか分からないので自分自身のリスク管理が重要だと分かりました。
Q この講義や生活協同組合(団体)に対する意見・感想を書いてください。
Gさん
自分自身、人との助け合いを行うことが重要だと考えています。1人では解決できないことも多々あると思います。CO・OP共済に加入すれば人の役に立つことができる、人に助けてもらうことができるといった支え合いが、日々の生活で行えるのは良いことだと思いました。
病気になり、入院することが過去に数回あり、大学生のうちにまた入院する可能性もあるので、備えがあるという安心を受けることができるのに感心しました。リスクを考えて行動することが重要だと思いました。
「助け合い」だけでなく「学び合い」もあるので、学ぶことでも人との関わりを持て、良いなと思いました。
Hさん
CO・OP共済は組合員同士の意見に耳を傾け、すぐにとりいれ、組合員同士の助け合いや心のつながりを大切にしていることがとても思いやりの気持ちがあって、素晴らしい活動であると思いました。声や願いを形にすることは大事なことであると思いました。共済は加入して終わりではなく、さまざまな活動を行っていて、災害時なども助け合いを大事にしていることから、私も「助け合い」について考え、大事にしていきたいと思いました。若い世代のうちからリスクについてよく考え、病気・ケガ、思いがけない事故などの保障について理解し、備えておくことが大事であると考えることができました。
Iさん
学生総合共済について学ぶことができて良かったです。これからの学生生活で困難が生じたときにすぐに対応できるようにしておくことが大切だと思いました。知識は武器という言葉があったように、自分で保険について情報収集をしておきたいと思いました。CMなどのように、自分が気づいていないけれど、身の回りには情報が多くあるのかもしれないと感じました。