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知の市場

第5回講義概要「健康をめぐって-予防・つながり・格差の観点から」

○ 開催日時
2021年5月18日(火)15:00~16:30
○ 開催会場
大東文化大学 板橋キャンパス(高島平)
講師とテーマ

江本 淳(日本医療福祉生活協同組合連合会 会員支援部 課長)
「健康をめぐって-予防・つながり・格差の観点から」

概要

 第5回講義の講師は、日本医療福祉生活協同組合連合会(医療福祉生協連)の江本さんです。人生100年時代とも言われる今日に即した健康観、社会的つながりが健康に及ぼす大きな影響、健康の社会的決定要因、新型コロナウイルス感染症と健康、医療福祉生協の事業・活動などについて講義をしていただきました。

受講生の受けとめ

 学生たちが今回の講義後に提出したレポートの一部を、抜粋して紹介します。

Q 生活協同組合(団体)のどのようなところに興味や関心を持ちましたか?
または持てませんでしたか?

Aさん
人と人とのつながりを大切にし、高齢者に対して社会参加をしてもらおうと働きかけているところに興味を持った。一人一人への丁寧な呼びかけは生協だからこそできることだと思った。

Bさん
認知症でも、周りの人と関わることができる場所があったり、引きこもりであっても楽しく話せる場があるということが素敵だなと思いました。正解など無いと思うので、各人が自分のやり方で回りと接することができるのは良いなと感じます。

Q この講義のポイントは、どこにあったと思いますか?

Cさん
フレイルを予防するためには、「栄養」「社会参加」「運動」の3大要素が大切であるということだと思う。昨年、コロナウイルスで家にひきこもり自粛していたとき、人と人との繋がりが無くなり、今思うとかなり不健康だったと感じる。やはり、この3大要素は3つ揃っていて意味のあるものだと思った。

Dさん
病気と共存する、という点だと思います。“「健康観」への最近の反応”というスライド通り、完全にきらきら・カンペキを求めるのではなく、病気・弱さを受け入れた上でどう生活するかが重要なのかなと考えました。1951年のWHOの健康観は、私にはかなり難しく感じました。肉体的・精神的・社会的どの項目にも何一つ問題、悩みが無い人なんてほぼいないのでは、と思います。そのため、解決できることならばするに越したことはないですが、できないものは自己管理しながら、付き合っていけたらいいなと思いました。

Q この講義や生活協同組合(団体)に対する意見・感想を書いてください。

Eさん
「自己責任」とは「関係を切る」という表現がすごく適確だと思いました。私は両親が医療従事者であり、高血圧の家系であるため、最近ではよく血圧を計ることをすすめられます。「自覚がありながら放置したら自分の責任だ」と父がよく言っていますが、改善の努力やまわりに相談しながら生きることはまさしくオランダ流の「健康」であると、この講義を通して実感しました。
また、人とのつながりが大切であるということを、この講義を通して改めて知りました。

Fさん
医療の分野の中で「自己決定」や「自己責任」という言葉の持つ意味の重要性を感じました。自分の人生の中で健康について考えるうえで、病気になった際にその先の治療などをどうすべきか決断することの難しさを感じ、選択によっては人生が変化してしまうことを念頭に置いておきたいです。また、健康という概念が、私たちのつながりの中にあるということを日々意識していきたいと思いました。