知の市場

第5回講義概要「協同組合で働く」

○ 開催日時
2016年5月18日(水)15:00~16:30
○ 開催会場
大東文化大学 板橋キャンパス(高島平)
講師とテーマ

 河田 慎吾(日本生協連 人事企画部)
 「協同組合で働く」

概要

 第5回生協社会論は、日本生協連人事企画部の河田慎吾さんが「協同組合で働く」という題で講義しました。河田さんは、子どものころからの協同組合との出合いなどに触れながら、就職活動でなぜ生協という進路を選んだかを説明。実際に働いてみて、つらい事や苦労もあるが、社会をよりよくしようと働くことはやりがいがあり、楽しいと強調しました。また、現在の仕事である、採用担当者として、学生たちにとって最も関心の高い就活についてもアドバイスしました。

 この講義について、2人の受講生に感想を書いてもらいました。

 まず、文学部英米文学科4年 M.Mさん。

 この授業では、実際に人事の方のお話を聞けたので、就職活動をしている人にはとても役に立つ授業だったと思います。それに、とても熱意を持って活動しているということが伝わってきたので、就職活動をしていない人にも、仕事とはどういうものか、と考える良いきっかけになる授業だったのではないかと思いました。

 これまでの講義を通し今までは、はっきりと分からなかった生協の活動を具体的に知ることができました。そして、人々の生活を良くするための様々な取り組みがあることを知り、興味を持てました。授業は講義形式ですが、パワーポイントを使っていて、とても分かりやすいです。毎回色々なお話を聞けて、楽しんで授業を受けています。

 もう1人は、経営学部4年 Y.Nさんです。

 仕事が充実することでプライベートも充実するというワークライフバランスが大事だということが分かりました。

 自分が興味ある入りたいと思う企業は、その企業の製品をひと通り買ってみるなど、その企業・組織を知ることから始めるのが大切だということも分かりました。

 学生時代からアンテナを張って、さまざまなことに興味を持つことが、自分が本当にやりたい職業につながるのだと思いました。