知の市場

第4回講義概要「女性の社会進出」

○ 開催日時
2016年5月11日(水)15:00~16:30
○ 開催会場
大東文化大学 板橋キャンパス(高島平)
講師とテーマ

 久保 典子(日本生協連 政策企画部)
 「女性の社会進出」

概要

 第4回生協社会論は、日本生協連政策企画部の久保典子さんが「女性の社会進出」について講義しました。受講した女子学生は、広義の内容をどう受け止めたでしょうか?また、男子学生はこの問題にどんな感想を持ったでしょうか? 今回も2人の学生に報告してもらいます。

 1人目は、経営部4年のMKさんです。

 「女性」を取り巻く歴史から始まり、働く女性の現状や女性活躍推進計画について、またLGBT(性的少数者)についても学びました。

 現状ではライフイベントなどで仕事を辞める女性は依然として多いようですが、2015年に「女性活躍推進法」が成立したことにより各企業で女性が働きやすい環境を少しずつ整え、アピールしているということがわかりました。

 私は現在就職活動中で自身の働き方について日々頭を悩ませていますが、今回の講義を聴き、女性のキャリアアップを支援している企業にさらに魅力を感じるようになりました。今後は性別関係なく、能力とやる気のある人がしかるべき立場で活躍できる社会になっていくのだと思います。

 次の報告は、法学部3年のKMさんの報告です。

 第4回目の講義のテーマは、「女性の社会進出」についてでした。具体的には、「女性」を取り巻く歴史、働く女性を取り巻く現状、去年成立された「女性活躍推進法」についての講義がありました。

 去年からテレビや新聞でよく取り上げられてきた女性の社会進出。自分は男性なので、「女性活躍推進法」が成立され、働く女性にとって「瞬間最大風速的追い風」のこの現状を女性は、プレッシャーになることはないのかと感じました。講師の久保さんは、プレッシャーに感じることもあるが、逆にチャンス、良い機会と捉えているとおっしゃっていました。それを聞いてもし自分が女性の立場だったら、チャンスと捉えて取り組めるかなと考えさせられました。より良い社会にするには、女性の活躍はなくてはならないものだと思うので、政治学科としてもこれから注目していきたいです。