知の市場

第2回講義概要「変わる大学生活」

○ 開催日時
2016年4月20日(水)15:00~16:30
○ 開催会場
大東文化大学 板橋キャンパス(高島平)
講師とテーマ

 毎田 伸一(全国大学生協連合会 専務理事)
 「変わる大学生活」

概要

 第2回生協社会論は、全国大学生協連合会専務理事の毎田伸一さんが「変わる大学生活」をテーマに講義をしました。

 その内容を、2人の受講生に報告してもらいました。また、今学期の受講生は約150人になりました。このほかに学外の一般受講者8人も聴講しています。

 まず1人目は、外国語学部4年のMAさんの報告です。

 第2回の生協社会論は、大学生活に大学生協がどのように関わっているか、昔と今の大学生の暮し向きなどを比べ、そこから見えた今の大学生の悩みや問題、トラブルなどに対する大学生協の取り組みについて学んだ。例えば、「大学生の1日の読書時間ゼロというのが増えている」というのに対しては、書籍事業として「在学中に本を100冊読もう」読書マラソンの取り組みや、電子書籍・電子教科書システムの構築など、他にも様々な取り組みが取り上げられていた。また、大学生協が属している「協同組合」について動画などを見ながら学んだ。

 私は、節約の為お昼はお弁当で、大学の売店などもあまり利用してこなかったため大学生協についての知識はほとんどなかった。だが、今日の生協社会論の講義で、大学生協がどのような取り組みをしているのかを知ることが出来た。今まで大学生協は、自分とはあまり関わりのないものと思っていた。だが、大学生協のことを知らなかっただけで、どんなことをしているのか学んだことで、大学生協という存在を身近に感じることが出来た。

 もう一人、文学部3年のYHさんは、次のようにレポートしてくれました。

 今の大学生が抱える現代社会の諸問題に対して大学生協はどのような新しいことに取り組んでいるのかという講義を受けました。その中で『安い朝食の販売』という取り組みをしているのを知りました。私は大学に入ってから朝食を食べていない日が多いです。私だけではなく、今の学生は朝食を摂っていない人はかなり多いのではないかと思います。そんな状況のなか、大学で安く朝食を食べられるという環境は私たち学生にとっても嬉しいことであり、私たちの健康を心配してくれている両親たちも安心できるので、とても良い取り組みだと思います。