- ○ 開催日時
- 2014年10月14日(火) 14:00~15:30
- ○ 開催会場
- プラザエフ5階 会議室
講師とテーマ
小熊 竹彦(日本生活協同組合連合会、政策企画部長)
「現代社会と協同」
概要
生協の事業、社会活動を通して、日本社会の様々な問題を考える「生協社会論」が14日からスタートした。
1回目の講師は、日本生活協同組合連合会、政策企画部長の小熊竹彦氏。テーマは「現代社会と協同」で、講座のオリエンテーリングを兼ね、生活協同組合の基礎知識をクイズを交えながら解説していただいた。
小熊氏は、生協は、「消費生活協同組合法」に基づいて設立された団体で、①消費者の組織である②メンバーシップ(会員制)による共助・互助の組織である③事業を通して消費者ニーズを実現し、社会の課題に取り組む組織であるという3つの大きな特徴があることを説明したうえで、生協という一つの組織の中で、事業と、食の安全、お年寄りの見守り活動、防災活動など日本社会の問題解決に必要な様々な社会活動を一体として行っている事例を紹介した。
この後、受講者はグループに分かれて、受講動機や関心あるテーマについて話し合った。受講者からは、生協らしさとは何か、食の安全安心、生協の地域活動、高齢者や貧困の問題など、今の日本が抱える問題に生協がどう取り組んでいるのかを、今後の講義の中で詳しく知りたいとの意見が出された。
「生協社会論」は、毎週火曜日、来年2月10日まで開講される。