生協総研レポート 2022年3月発行 No.97
生協総研レポートNo.97 日本と英国の協同組合史を振り返る ―2つの公開研究会より―
本号では、2021年度に開催された生協総研・公開研究会（オンライン）から、日本と英国の協同組合史を振り返る内容となった2回にわたる4人の報告をもとに、再構成した内容となっております。
第1部は、2021年7月30日に開催された「『消費生活協同組合の日』の登録を記念して～改めて戦後日本の生協史をまなぶ～」という主題の公開研究会の内容を収録しています。
第2部は、同年12月21日に「英国初期の協同構想と論争から学ぶ～ロバアト・オウエン生誕250年とマルコム・ラドロー生誕200年を記念して～」と題した公開研究会からの内容となります。
時間の制約により報告に至らなかったことの補強や、資料の追加、質疑の反映を加え活字化した本レポートとなります。公開研究会に参加されなかったみなさまはもとより、参加された方々にも改めてお読み取りいただくことで、過去の協同思想と協同組合、生協を巡る論議を想起しつつ、これからの生協・協同組合のあり方を考える機会としていただければ幸いです。
主な目次
第1部
- 岡本好廣「賀川豊彦という人物を今日的に捉える」
- 斎藤嘉璋「戦後激動期と生協運動の再生」
第2部
- 鈴木 岳「ロバアト・オウエンとオウエン主義者たちの輪郭，ロッチデール公正先駆者組合の背景」
- 中川雄一郎「ウィリアム・キングとJ・M・ラドローの協同組合思想─近代イギリス協同組合思想の歴史的意義─」
お申し込み・お問い合わせ
お申し込み・お問い合わせは：こちら
公益財団法人生協総合研究所 （茂木、鷲見 鈴木）
TEL 03-5216-6025 FAX 03-5216-6030 E-mail ccij@jccu.coop