生協総研レポート 2011年6月発行 No.66
ケア労働を通してみた女性のエンパワメント――ワーカーズ・コレクティブを事例にして――子育て期女性のエンパワメント研究会中間報告
若手研究者を中心として当研究所で主催する「子育て期女性のエンパワメント研究会」での成果報告です。今回は次世代の女性を受け入れつつあるワーカーズ・コレクティブをリサーチした中間報告となっており、子育て期の女性が地域で働き、地域の資源となっていく事例をみて、女性たちのエンパワのプロセスや結果を分析しています。是非ご一読ください。
B5判 80ページ 《価格》生協総研会員735円、一般 1050円 ※送料別
主な目次
- 序 章
- 「子育ての社会化」論の系譜と本研究プロジェクトの目的(相馬 直子)
- 第1章
- ワーカーズ・コレクティブにみる当事者主体の子育て支援(井上 清美)
- 第2章
- ワーカーズ・コレクティブによる「育児の社会化」の経験分析に向けて:主婦アイデンティティと経済的自立の関係をめぐって(松木 洋人)
- 第3章
- 子育て支援系ワーカーズ・コレクティブとエンパワメント:神奈川県横浜市でNPO法人格を取得したワーカーズ・コレクティブの事例から(堀 聡子)
- 第4章
- “地域で子育て”をめぐる支えあいの循環をどのように構築するか(近本 聡子)
- 第5章
- 介護労働を通じた子育て期女性のエンパワメントの可能性:北海道(札幌市)と東京(町田市)の2地域のワーカーズメンバーに対するインタビュー調査を通じて(橋本 りえ)
- 第6章
- 2010年度の研究活動のまとめ(研究会メンバー全員)
- 文献リスト
- (相馬 直子)
お申し込み・お問い合わせ
お申し込み・お問い合わせは:こちら
公益財団法人生協総合研究所(中村)