刊行物情報

『生協運動に生きて-森定進の仕事』

 生協総合研究所と合併した地域生活研究所の前身、財団法人消費生活研究所の元理事長、森定進氏の著作集です。森定進氏は、1950年代から日本の生協運動の中心的な流れのなかに身をおかれ、日本生協連の副会長理事などを務められました。その著作集である本書は戦後生協史を振り返る貴重な資料となっています。ご希望の方に頒布いたします。

目 次


2011年6月10日発行
四六判320ページ

発刊にあたって
森定進さんのこと
第一章 早稲田大学生協を振り返る

早稲田大学生協創立の頃を振り返る
早大協組の直面している問題
五〇年をふりかえりみて
早大学費・学館闘争と生協(メモ)

第二章 大学生協連のこと

ロッチデールを知らずに
学校協同組合の動向と特殊性
夏休みをむかえて
全国理事会はなにをもたらしたか
一九五四年をむかえて
大学生協連 経営指導委員会活動方針(案)
何が欠けているかについて
─経営指導委員会の底流にあるもの
大学生協の同盟体活動の現状と方向について
資料 生協法の再改正に関する考え方について
地域生協支援活動の教訓と課題─東京地連の活動を中心に
地域生協支援活動を強力に展開しよう

第三章 東京の消費者運動とともに

消費者運動の一年をふりかえって
生活行政と生協
東京都の消費者行政と生協運動
一九八〇年代の研究所活動
革新自治体と住民参加―特に生協運動の課題に関連して

第四章 東京都生協連から日本生協連へ

流通情勢の新段階と首都圏生協建設の方向
都政への生協の要求
東京都における生協運動の地域的基盤強化のために
運動を強め、本質にせまる闘いを─中小商工業者と生協
東京における生協規制の実態とその対応
基調報告・九〇年代構想と第五次中期計画から

第五章 生協の理事長として

インタビュー 東都再生へ、新たな道筋作る
東都生協の課題(試論)─検討視点について─
生協・消費者住宅センター理事長就任のごあいさつ
年頭のご挨拶─生協・消費者住宅センター
東京都生協連友の会・新年のご挨拶

森定進 年譜
あとがき

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 公益財団法人 生協総合研究所(茂木夏子、鷲見佐和子)

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