刊行物情報

ブックレット『生協の歴史から戦争と平和を学ぶ』(齋藤嘉璋著)

 生協総合研究所の元専務理事、齋藤嘉璋氏が執筆され、東都生協から発行されたブックレットを頒布しています。齋藤嘉璋氏は早大生協、戸山ハイツ生協、東京都民生協、東京都生協連などの役員を歴任され、1989年から1999年まで日本生協連常務理事を務められました。日本生協連が2002年に刊行した『現代日本生協運動史(上下巻)』の編纂にも常勤参与として当たられています。本書は生協がなぜ平和を大切にしているのか、戦前や戦中の生協の歩みはどのようなものであったのかを、生協の歴史からまとめられたものです。

目 次


2016年4月12日発行
A5判64ページ
発行 : 東都生活協同組合

第1部 戦前・戦中の生協の歴史
  1. 日本の生協の創成期
  2. “新興消費組合”の誕生と発展
  3. 満州事変から日中戦争
    ・思想的政治的弾圧
  4. 日中戦争から太平洋戦争へ
    ・組織統制―政党も解散、自由は無し
    ・経済統制―生協事業の自由喪失
    ・太平洋戦争―生協に壊滅的打撃
    ・徴兵、徴用、疎開、空襲
  5. “戦争の時代“と生協
第2部 生協の平和活動の歴史
  1. 廃墟のなかから 生協の再建
    ・平和と民主主義をめざして
  2. 原水禁運動の最初
  3. 生協の反核・平和活動の歴史
    ・日本生協連の反戦・平和の取り組み
    ・統一原水禁運動への参加
    ・原水禁運動の再分裂―
    ・被爆者援護法と世界法廷運動
  4. 生協の平和活動の特徴
特別掲載 戦後70年におもう 竹本成德

頒布価格

400円+送料実費

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