【新刊のご案内】生協総研賞 第12回助成事業研究論文集
公益財団法人生協総合研究所では1999年の創立10周年を機に、人々のくらしをめぐる研究の発展と生活協同組合運動に関する研究の発展を目的として、生協総研賞を設けました。
2014年度に行われた第12回の助成事業には、個人研究37件,共同研究24件,総計61件の応募を受け、厳正な選考の結果、個人研究5件,共同研究2件,計7件の方々が選考されました。
このたび、対象となる7件すべての論文を掲載して、刊行するはこびとなりました。何とぞ、ご一読のほど、よろしくお願い申し上げます。
2016年2月発行 B5判 122頁
頒価1,000円+税
発行:公益財団法人生協総合研究所
目次
- 個人研究
- 税所真也(東京大学大学院人文社会系研究科博士後期課程)
- 「福祉クラブ生協による成年後見支援――地域生活にもたらす機能と限界――」
- 杉山貴士(尼崎医療生活協同組合理事会事務局課長)
- 「医療生協による被災地の生活支援活動と「地域コミュニティの再生」の試み
~宮城県山元町花釜地区でのアクションリサーチを通して~」 - 岡村健太郎(東京大学生産技術研究所助教)
- 「昭和三陸津波後の復興過程における産業組合に関する研究
(農山漁村経済更生運動と三陸沿岸被災集落)」 - 天野恵美子(関東学院大学経済学部准教授)
- 「高齢社会における地域小売商業の新たな役割と可能性
―高齢化率全国1位の秋田県の高齢消費者のくらしと地域小売業からの展望―」 - 齊藤康則(東北学院大学経済学部准教授)
- 「非営利組織の男性常勤職員のライフヒストリーとキャリア意識
――東日本大震災の被災3県をフィールドとして」
- 共同研究
- 三浦一浩(一般財団法人地域生活研究所研究員)
- 「日本とドイツにおけるエネルギー転換に向けた協同組合の役割、
とりわけエネルギー生協の可能性について」 - 高森順子(大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程)
- 「持続可能な災害伝承の「場」の構築に向けた実践的研究
―阪神・淡路と東日本における継続的な災害伝承活動の比較から―」
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公益財団法人生協総合研究所(山崎由希子・中村範子)
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