【新刊のご案内】
現代生協論の探究:新たなステップをめざして(現代生協論編集委員会 編)
本書は「生協学」の確立とその発展を目指して刊行された,2005年の「現状分析編」,2006年の「理論編」に続く,現代における生協研究の一つの到達点となります。消費者のくらしと制度の変化,競争環境と社会経済システムの転換のなかで,生協が消費者所有の自発的組織および事業体として果たすべき役割,機能について問題提起することをめざすとともに,内外の新しい研究アプローチを生協研究に適用することと生協学としての新たなアプローチの創出に挑戦することをめざしています。
生協運動のゆくえに関心をもつ生協役職員,取引先,研究者の皆様に広く読まれることを期待しています。
2010年6月20日発行 A5版 372頁
定価(本体3,000円+税)
発行:コープ出版
主な目次
- まえがき
- 生協学の新たなステップをめざして(神野直彦/大沢真理)
- 第1章
- 生活保障システムの再構築と生活の協同(大沢真理)
- 第2章
- 生活の変容と生協(天野晴子)
- 第3章
- 生協法の機関構成とコーポレート・ガバナンス(関 英昭)
- 第4章
- 生協の資本・会計制度の展開と課題(小栗崇資)
- 第5章
- 生協職員の働き方と経営課題(麻生 幸)
- 第6章
- 社会的責任と生協(栗本 昭)
- 第7章
- 安全な食料の安定供給と生協の役割(生源寺眞一)
- 第8章
- 生協店舗事業の課題(荻原多加資)
- 第9章
- 生協無店舗事業の進化とその課題(木立真直)
- 第10章
- 生協商品事業の再構築(若林靖永)
- 第11章
- 生協の共済事業の課題(岡田 太)
- 第12章
- 消費者・市民主体の社会経済システム(品川尚志)
- 第13章
- シティズンの事業としての協同組合(庄司興吉)
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