調査活動

 生協総合研究所は、生協の発展と人々の暮らしの向上に資する調査活動を、生協および生協関連組織と連携して進めています。

2024年度の調査活動

(1)全国生協組合員意識調査

 日本生協連からの委託を受けて3年に1回の全国生協組合員意識調査を実施しました。調査の設計・実施・集計・分析までをおこない、8月に速報版、10月に概要版、1月に詳細版の報告を日本生協連へおこないました。

(2)組合員意識調査並行調査

 全国調査に併せて、個別生協から依頼を受けて、調査の集計・分析を実施し、報告をおこないました。また、エフコープ生協・大阪よどがわ市民生協から依頼を受けて個別に組合員意識調査を実施し、集計・分析して報告書を提出しました。

(3)2030環境・サステナビリティ政策進捗調査

 日本生協連が策定した「生協の2030環境・サステナビリティ政策」の目標やモニタリング指標等に関する全国生協の取り組みの進捗の基礎資料となる「環境・サステナビリティ政策進捗調査」を引き続き日本生協連から受託し、報告書を作成しました。

(4)職員の定着に関するwebアンケート

 コープこうべと同生協ユニオンから「40歳以下の総合職員・専門職員の定着に関する調査」を受託し、調査の設計・実施・分析をおこない、9月に報告書を提出しました。

(5)ワーク・エンゲージメント・サーベイ

 日本生協連から委託を受け、調査の集計・分析業務をおこないました。日本生協連の職員の性別、年齢別、本部別、役職別のワーク・エンゲージメントの高さや、ダイバーシティ&インクルージョンの状況等について分析をおこないました。

(6)エシカル消費についての調査

 生協総研独自調査として、消費者が考えるエシカル消費の定義とはどのようなものか(消費者はどのような消費をエシカル消費として捉えているのか)、エシカル消費をおこなう際にその背景にどのような意識・動機付けがあるのかを調査しました。調査結果は2025年度にまとめと報告をおこないます。