2004年度第1回公開研究会

父親の子育て参画に向けたヒント
――子育てと生活についての調査より――

2004年7月30日

■趣旨

 子育ての重要な担い手は子どもの両親ですが,若い年齢層の夫婦をとりまく環境は非常に厳しく,特に父親がフルタイム就労の場合には「母子家庭」と同じ状況といわれています。子育てに関わりたくても関われない,という人もいれば,子育ては母のするものだ,と考える人までいますが,実際はどうなのか,働く状況から,これまでの子どもとの触れあいの体験,産前産後の学習の機会,夫婦の会話や状況がどのように変化したか,さまざまな支援の利用経験,など細かい調査を定量的に行いました。

 両親ともに全く同じ調査票を用い,ペアでの回答を得られた貴重な資料について,調査を実施した「子育て研究会」のメンバー総出で報告をします。

■内容

  I  出産前後の生活や,気持ちの変化は?

  II  家族のコミュニケーションや関係と出産後の変化は?

  III  育児情報の入手先・育児教育の経験や相談は?

  IV  いろいろな育児サポート(支援)を利用している?

  V 育児についての自分の考えは?

■報告者:

福川須美(駒沢女子短大),丹羽洋子(子育て文化研究所),永田陽子(北区育ち愛ほっと館),新澤拓治(江東区大島みずべ),坂本純子(新座子育てネットワーク),皆地恵実(日本生協連),近本聡子((財)生協総合研究所)

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