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  • アジア生協協力基金・2017年度の一般公募助成先決定のお知らせ

助成事業

 生協総研2016年度第4回理事会において2017年度のアジア生協協力基金の事業計画が決定されましたので、お知らせいたします。

1. 一般公募助成事業

 2017年度の一般公募は、2016年9月1日から10月31日まで生協総研のホームページをはじめ、日本生協連会報・組合員活動情報さらに東京ボランティアセンターや国際協力NGOセンター(JANIC)など5つのホームページで募集案内を広報しました。この結果、23事業の応募をいただきました。

 第2回運営委員会での書類選考で12組織に絞り込み(その後、1組織が辞退)、第3回運営委員会でプレゼンテーション審査を行いました。結果、助成額を申請額より減額した組織もあります。最終的に8組織への総額6,994,000円の助成を本理事会に提案することになりました。

 助成の決定した組織とプロジェクトは、以下の通りです。

申請団体 助成事業の概要 事業対象国 助成額
特定非営利活動法人
ブリッジ エーシア ジャパン
ベトナム・フエの農家グループの有機野菜栽培技術研修と組織力強化事業 ベトナム 850,000
認定NPO法人
ホープアンドフェイスインターナショナル
ヒマラヤ養蜂プロジェクト ネパール 613,000
特定非営利活動法人
スバ・ランカ協会
サバラガムワ州ケーゴール県の農山村での1州1品運動の第一歩事業 スリランカ 900,000
一般社団法人
わかちあいプロジェクト
ミャンマー国カヤ州におけるコーヒー栽培農家への生産者組合設立支援 ミャンマー 850,000
特定非営利活動法人
ハロハロ
ボホール州アルマール村地域海藻水産業組合設立支援 フィリピン 980,000
特定非営利活動法人
アジア・コミュニティ・センター21
スリランカ女性住民組織による共同農業ビジネス開発と市場開拓を通じた地場産業の育成と女性のエンパワメント スリランカ 996,000
認定NPO法人
テラ・ルネッサンス
ロカブッス村協同組合組織化によるコミュニティ・レジリエンス向上支援事業 カンボジア 999,000
特定非営利活動法人
わぴねす
インドハンセン病コロニーにおけるきのこ栽培・販売トレーニングを通じた自立支援事業 インド 806,000
合計 6,994,000円

2. 国際協力助成事業

 日本生協連・第2回国際活動委員会(2016年12月22日)で起案され、アジア生協協力基金2016年度第3回運営委員会(2017年1月26日)で確認された6企画に対して600万円の助成を行います。この企画には、全国大学生協連と医療福祉生協連による企画がそれぞれ1件ずつ入っています。

相手国 企画名 助成額
アジア ICA-AP選抜生協マネジャー研修1 1,650,000
アジア ICA-AP選抜生協マネジャー研修2 1,950,000
キルギス(開催国) ICA-AP、ICA-AP生協委員会共催 キルギス生協および協同組合開発ワークショップ開催費補助 600,000
シンガポール(開催国) ICA-AP生協委員会主催 生協経営ワークショップへの講師派遣 600,000
マレーシア(開催国) (全国大学生協連)ICAアジア太平洋地域大学/キャンパス生協委員会セミナー 400,000
モンゴル (医療福祉生協連)日本・アジア歯科協同組合間の歯科技術交流、人材交流 800,000
合計 6,000,000円

注: アジア生協協力基金;アジア生協協力基金は、アジアの協同組合発展のために、1987年の日本生協連総会での決定を経て、日本生協連と日本生協連会員の寄付金によって設立された基金で、1989年から管理運営を生協総研が担っています。基本財産約8.8億円の利子を活用し、日本生協連の国際協力活動と一般公募によるNPOなどへの助成活動を行っています。