アジア生協協力基金・2014年度の一般公募助成先決定のお知らせ
2014年度の同基金助成対象団体を、下記のとおり決定いたしました。多数の応募、ありがとうございました。
1. 一般公募助成事業
2014年度の一般公募は、2013年10月1日~11月30日までの間、生協総研のホームページをはじめ、日本生協連会報・組合員活動情報さらに東京ボランティアセンターや国際協力NGOセンター(JANIC)、公益財団法人助成財団のホームページなどで案内しました。その結果、2014年度は、26組織からの応募をいただき(2013年度は14組織)、アジア生協協力基金運営委員会による厳正な書類選考とプレゼンテーション審査を経て、生協総研2013年度第4回理事会(2014年2月7日開催)において、最終的に以下の6組織に総額499.572万円の助成を決定しました。
助成の決定した組織とプロジェクトは、以下の通りです。
申請団体 | 所在地 | 助成事業の概要 | |
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(特活)シェア(国際保健協力市民の会) | 東京 | エイズプロジェクト運営能力向上およびタイ新財団組織運営強化のための人材育成研修 | タイ |
(公財)PHD協会 | 兵庫 | 「くらしの拠点」づくり~生協店舗がコミュニティの核になることを目指して~ | ネパール |
(特活)APLA | 東京 | 東ティモール・エルメラ県のコーヒー生産者グループの協同性の強化ならびに次世代リーダー育成 | 東ティモール |
NPO法人アーシャー=アジアの農民と歩む会(ASHA) | 栃木 | 北インド・アラハバード県における有機農業組合運営強化と人材育成 | インド |
(特活)地球の友と歩む会(LIFE) | 東京 | タミルナンドゥ州で、ミシン縫製技能研修と服飾販売促進のための店舗開店、それに伴う組合づくり | インド |
(特活)Seed to Table~ひと・しぜん・くらしつながる~ | 東京 | 有機農産物生産者グループの設立と市場へのアクセス改善による貧困世帯の生計改善事業 | ベトナム |
合計 4,995,720円 |
2. 国際協力助成事業
日本生協連国際活動委員会が企画する事業で、日本生協連国際活動委員会(2013年12月19日)で起案され、生協総研・アジア生協協力基金運営委員会での審議、および生協総研理事会での決定により、以下の7企画に対して総計600万円の助成が決まりました。なお、この企画には、全国大学生協連と医療福祉生協連による企画がそれぞれ1件ずつ入っています。
相手国 | 企画名 | 事業概要 | |
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アジア | ICA-AP選抜生協マネジャー研修1 | アジアの生協店舗マネジャーを招へいし、みやぎ生協などで17日間の研修 | |
アジア | ICA-AP選抜生協マネジャー研修2 | アジアの生協店舗マネジャーを招へいし、コープこうべなどで17日間の研修 | |
スリランカ | ICA-AP生協委員会主催 南アジア地域生協開発ワークショップへの講師派遣 | スリランカ生協連をホストに南西アジア生協の研修 | |
シンガポール | ICA-AP生協委員会主催 生協経営ワークショップへの講師派遣 | アジア生協幹部が、フェアプライス生協の経営を学ぶ | |
インドネシア | ICA-AP生協委員会主催 生協セミナーへの講師派遣 | インドネシアでICAAP生協委員会が「環境」をテーマに開催 | |
インドネシア | (全国大学生協連)ICAアジア太平洋地域大学/キャンパス生協委員会セミナー | 各国の大学生協の学生・協職員の参加で活動交流と今後の発展を論議する | |
韓国 | (医療福祉生協連)日韓医学生交流 | 日本に韓国医療生協の役職員と医学生を招へいし、日本の医学生と交流する | |
総計 600万円 |
注:アジア生協協力基金;アジア生協協力基金は、アジアの協同組合発展のために、1987年の日本生協連総会での決定を経て、日本生協連と日本生協連会員の寄付金によって設立された基金で、1989年から管理運営を生協総研が担っています。基本財産約8.8億円の利子を活用し、日本生協連の国際協力活動と一般公募によるNPOなどへの助成活動を行っています。