助成事業

「生協総研賞・第17回助成事業論文報告会」報告

○ 開催日時
2021年3月5日(金)13:10~17:20
○ 開催会場
オンラインによる開催
○ 参加者名
65名
プログラムと報告者
13:10 開会挨拶 宮本みち子(放送大学/千葉大学名誉教授、選考委員会委員長)

13:15 報告開始(各自報告20分、座長コメント5分、質疑応答10分)

浮網佳苗(京都大学文学部非常勤講師)

「近代イギリスにおける生活協同組合の教育」
座長:白石正彦(東京農業大学名誉教授)

坪井聡(福島県立医科大学医学部准教授)

「医療生活協同組合が運営する病院が経営危機から立ち直ることができた要因の探索と、将来の経営安定化に必要な課題の検討」
座長:麻生幸(千葉商科大学客員教授)

崔瑛(神奈川大学国際日本学部准教授)

「食を活かした地域活性化策としてのスローフード運動とスローシティ運動の役割に関する研究―日本における今後の発展と現在の課題―」

江連崇(名寄市立大学保健福祉学部講師)

「北海道内の地方公共団体と生協における『買い物難民』支援の意識と協働の可能性―質問紙調査と訪問調査を通して―」
座長:岩田三代(ジャーナリスト・元日本経済新聞編集委員、選考委員会副委員長)

野﨑瑞樹 (東北文化学園大学医療福祉学部教授)

「被災地における孤独死・閉じこもり・介護の予防―専門職と地域活動の連携可能性―」
座長:宮本みち子(放送大学/千葉大学名誉教授)

岡本英生(奈良女子大学生活環境科学系教授)

「災害後の悪質商法の実態と被害防止策についての研究―大阪北部地震・平成30年台風21号の被災地調査に基づいて―」
座長:戒能民江(お茶の水女子大学名誉教授)

17:15 閉会挨拶 岩田三代(ジャーナリスト・元日本経済新聞編集委員)
概要

 2019年度に採択された総研賞第17回助成事業の助成対象となった6名(元は8名であったが、新型コロナ感染症拡大による調査続行の困難により2名が中途停止となった)研究成果の報告会を、コロナ対策のため、初めてオンラインにより開催した。2月10日に刊行された各々の研究成果を掲載した報告論文集を基礎資料とし各報告者が発表を行った後、座長を務める選考委員からのコメントと報告者リプライ、質疑応答という手順で進められた。一般参加者からの質問はZoomのQ&A機能を用いて行い、参加者からの質問も受け付けることができた。