第17回(2019年度)生協総研賞「助成事業」の対象者決定のお知らせ
今回の当助成事業には、個人研究39件、共同研究26件、総計65件のご応募をいただきました。10月中旬に開催された選考委員会(委員長:宮本みち子、副委員長:岩田三代、委員:麻生幸、戒能民江、白石正彦、樋口恵子、本田英一)で厳正な選考を行った結果、最終的に下記の通り個人研究5件、共同研究3件、計8件の助成対象者を決定しました。
個人研究
- 南 潮(鳥取短期大学幼児教育保育学科 准教授)
「地域の居場所としての子ども食堂における参加者の過ごし方に関する研究」 - 坪井 聡(福島県立医科大学医学部疫学講座 准教授)
「医療生協協同組合が運営する一病院が経営危機から立ち直ることができた要因の同定と、将来の経営安定化に必要な課題の検討」 - 崔 瑛(静岡英和学院大学人間社会学部人間社会学科 准教授)
「食を活かした地域活性化策としてのスローフード運動とスローシティ運動の役割に関する研究 ―日本における今後の発展と現在の課題―」 - 浮網 佳苗(京都大学大学院文学研究科 非常勤講師)
「近代イギリスの生協と教育―組合員の主体的参加への影響について」 - 萩原 史朗(秋田大学教育文化学部 准教授)
「お互いさまスーパーに関する理論、実証、および、政策研究」
共同研究
- 江連 崇(名寄市立大学保健福祉学部 講師)
「北海道内の地方公共団体と生協における『買い物難民』支援の意識と協働の可能性―質問紙調査と訪問調査を通して―」 - 岡本 英生(奈良女子大学 教授)
「災害後の悪質商法の実態と被害防止策についての研究―大阪北部地震・平成30年台風21号の被災地調査に基づいて―」 - 野﨑 瑞樹(東北文化学園大学 教授)
「被災地における孤独死・閉じこもり・介護の予防―専門職と地域活動の連携可能性―」
本年度も多数のご応募をいただき、誠にありがとうございました。
(順不同、敬称略)