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助成事業

公益財団法人生協総合研究所 2016年度第7回公開研究会
「生協総研賞・第13回助成事業論文報告会」報告

○ 開催日時
2017年3月3日(金)12:40~19:00
○ 開催会場
四ツ谷・プラザエフ5階会議室
○ 参加者
参加者58名
プログラムと報告者

12:20 開場
12:40 開会あいさつ
12:45 報告開始
(各自報告15分、その後の質疑10分、座長コメント5分)

小嶋翔(吉野作造記念館主任研究員)

「昭和戦前期消費組合運動の研究―通史再描に向けた試論」

森山恵美(松蔭大学看護学部看護学科専任講師)

「高齢介護者の健康を守るための訪問看護師の実践的アプローチに関する研究」

中山琢夫(京都大学大学院経済学研究科特定助教)

「ドイツと日本におけるエネルギー協同組合/公社の比較研究」

本田恭子(岡山大学大学院環境生命科学研究科助教)

「中国地方の小水力発電を支えるローカル・ガバナンス形成プロセスの解明」

金子祥之(東京大学東洋文化研究所特任研究員)

「低放射線被ばく下における『食の不安』への文化論的アプローチ」

清水奈名子(宇都宮大学国際部准教授)

「原発事故後の健康を享受する権利と市民運動
―『関東子ども健康調査支援基金』による活動分析を中心として―」

中川恵(山形県立米沢女子短期大学講師)

「生産者・消費者関係の現代的再構築のための社会学的研究
―宮城県『あいコープみやぎ』における提携生産者組織に対する質的調査―」

日向祥子(静岡大学人文社会科学部准教授)

「『市場の組織化』としての生協産直―1980年代の事業成長をめぐって―」

17:15 閉会あいさつ
17:20 懇親会
19:00 懇親会終了
概要

 2015年度の総研賞第13回助成事業の助成対象者による研究成果の報告会を主婦会館プラザエフ5階会議室で開催した。

 2月20日に刊行された各々の研究成果を掲載した報告論文集を基礎資料とし、15分ずつの報告後、来場者を交えての質疑応答、選考委員からのコメントという手順で行った。今年も武田晴人選考副委員長にはご自身の担当以外の報告に対しても鋭い質問やコメントを頂いた。また、報告者からも他の報告者に対する質問が出たり、研究に協力した組織の関係者からの発言など、参加者の間で活発な議論を持つことができた。

 また懇親会にも多数の参加があり、報告者と選考委員、参加者の間で報告会の中では限られた時間のために議論し切れなかった部分についてさらなる意見交換が行われたことは、報告者の今後の研究の進展のためにも非常に有益であった。