第13回 生協総研賞・助成事業の対象者が決定しました
今回の当助成事業には、個人研究34件、共同研究28件、総計62件のご応募をいただきました。10月中旬に開催された選考委員会(選考委員長:生源寺眞一、選考副委員長:武田晴人、選考委員:樋口恵子、兵藤釗、岩田三代、浅田克己)で厳正な選考を行った結果、最終的に下記の通り個人研究6件、共同研究3件、計9件の助成対象者を決定しました(順不同、敬称略)。
個人研究
- 小嶋翔(吉野作造記念館主任研究員)
「昭和戦前期消費組合運動の研究」 - 中川恵(東北大学大学院文学研究科博士後期課程)
「生産者・消費者関係の現代的再構築のための社会学的研究
―宮城県『あいコープみやぎ』における提携生産者組織に対する質的調査―」 - 本田恭子(岡山大学大学院環境生命科学研究科助教)
「中国地方の小水力発電を支えるローカル・ガバナンス形成プロセスの解明」 - 清水奈名子(宇都宮大学国際部准教授)
「原発事故後の健康を享受する権利と市民運動
―『関東子ども健康調査支援基金』による活動分析を中心として―」 - 多田美由貴(徳島大学大学院医歯薬学研究部地域看護学分野助教)
「乳幼児をもつ母親の育児に関するヘルスリテラシーの実態調査」 - 中山琢夫(京都大学大学院経済学研究科特定助教)
「ドイツと日本におけるエネルギー協同組合/公社の比較研究」
共同研究
- 日向祥子(静岡大学人文社会科学部准教授)
「『市場の組織化』としての生協産直―1980年代の事業成長をめぐって―」 - 金子祥之(東京大学東洋文化研究所特任研究員)
「低放射線被ばく下における『食の不安』への文化論的アプローチ」 - 森山恵美(松蔭大学看護学部看護学科専任講師)
「高齢介護者の健康を守るための訪問看護師の実践的アプローチに関する研究」
本年度も多数のご応募をいただき、誠にありがとうございました。