第12回 生協総研賞・助成事業の対象者が決定しました
今回の当助成事業には、個人研究37件、共同研究24件、総計61件のご応募をいただきました。10月中旬に開催された選考委員会(選考委員長:生源寺眞一、選考副委員長:天野正子、選考委員:武田晴人、樋口恵子、兵藤釗、浅田克己)で厳正な選考を行った結果、最終的に下記の通り個人研究6件、共同研究2件、計8件の助成対象者を決定しました(順不同、敬称略)。
個人研究
- 税所真也(東京大学大学院人文社会系研究科博士後期課程)
「福祉クラブ生協による成年後見支援――地域生活にもたらす機能と限界――」 - 杉山貴士(尼崎医療生活協同組合理事会事務局課長)
「医療生協による被災地の生活支援活動と「地域コミュニティの再生」の試み~宮城県山元町花釜地区でのアクションリサーチを通して~」 - 辻岳史(名古屋大学大学院環境学研究科博士後期課程)ご本人よりご辞退がありました
「津波被災地域における被災住民の生活再建課題に関する研究―住民の生活再建を支える集団・組織・コミュニティの役割に着目して」 - 岡村健太郎(東京大学生産技術研究所助教)
「昭和三陸津波後の復興過程における産業組合に関する研究(農山漁村経済更生運動と三陸沿岸被災集落)」 - 天野恵美子(関東学院大学経済学部准教授)
「高齢社会における地域小売商業の新たな役割と可能性―高齢化率全国1位の秋田県の高齢消費者のくらしと地域小売業からの展望―」 - 齊藤康則(東北学院大学経済学部准教授)
「非営利組織の男性常勤職員のライフヒストリーとキャリア意識――東日本大震災の被災3県をフィールドとして」
共同研究
- 三浦一浩(一般財団法人地域生活研究所研究員)
「日本とドイツにおけるエネルギー転換に向けた協同組合の役割、とりわけエネルギー生協の可能性について」 - 高森順子(大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程)
「持続可能な災害伝承の「場」の構築に向けた実践的研究―阪神・淡路と東日本における継続的な災害伝承活動の比較から―」
本年度も多数のご応募をいただき、誠にありがとうございました。