公益財団法人生協総合研究所 2014年度第2回公開研究会
「生協総研賞・第10回助成事業論文報告会」報告
- ○ 開催日時
- 2014年7月12日(土) 13:30~17:00
- ○ 開催会場
- 東京・四ツ谷プラザエフ 3階会議室コスモス
- ○ 参 加 者
- 38名(懇親会参加者27名)
プログラムと報告者
13:00 | 開場 |
13:30 | 開会あいさつ |
13:35 | 報告開始(報告15分、質疑と座長コメント10分) |
折笠俊輔(公益財団法人流通経済研究所主任研究員) 生活協同組合の買物弱者支援における実践的モデル構築 ―地域生活インフラとしての生活協同組合のあり方― |
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今西一男(福島大学行政政策学類准教授) 葬送空間の都市計画 ―多死社会と土地利用・コミュニティ― |
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米澤旦(明治学院大学社会学部専任講師) 1990年代から2000年代におけるサードセクター組織の『社会的企業』化についての実証的研究 ―国内の障害者就労支援領域を対象にして― |
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髙橋愛典(近畿大学経営学部教授) 離島における『物流まちづくり』を通じた地域コミュニティ活性化の可能性 ―買い物弱者対策とソーシャル・キャピタル醸成― |
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菊島良介(東京大学大学院農学生命科学研究科博士課程) 産直組織の展開条件に関する実証的研究 |
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原田峻(立教大学コミュニティ福祉学部助教) 阪神淡路大震災・東日本大震災から見たNPO法制定/改正の意義と課題 ―被災地の団体への聞き取り調査を中心に― |
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内尾太一(特定非営利活動法人「人間の安全保障」フォーラム常務理事) 東日本大震災における被災者の尊厳と自立―援助漬けからの脱出を課題に― |
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16:50 | 閉会あいさつ |
概要
本企画は、当初の予定では2014年2月に実施することになっておりました。しかし、大雪のため急遽中止となったため、この機会に2014年度第2回公開研究会として実施しました。第10回助成事業の対象者10名のうち、7名(3名は都合がつかず欠席)が報告を行いました。
それぞれの報告後には、座長である選考委員からのコメントや、フロアを交えての質疑応答が活発に展開されました。事実確認等の簡潔な質疑応答にとどまらず、当該研究の意義、目的の達成の有無、概念の定義などをめぐって鋭い質問が相次ぎ、報告者諸氏にとっても得られるものが少なからずあったのではないかと思われます。また、それぞれの報告は、具体的な現場での実践や調査に基づいたものであり、生協のこれからを考える上で手がかりになると思われる内容も豊富でした。
若手研究者の最新の研究動向や、各地域の生協との接点を知ることのできる、またとない機会ですので、次回はさらに多くの生協関係者、大学・研究機関関係者の皆様にご参加いただけることを期待しております。