2011年度(第9回)生協総研賞・助成事業の対象者が決定しました
今回の当助成事業には,個人研究30件,共同研究29件,総計59件にのぼる多くのご応募をいただきました。10月中旬に開催された選考委員会(選考委員長:生源寺眞一,選考委員:天野正子,武田晴人,樋口恵子,兵藤 釗,浅田克己)で厳正な選考を行った結果,最終的に下記のとおり個人研究5件,共同研究6件,計11件と対象者が決定しました(順不同,敬称略)。
個人研究
- 大澤史伸(東北学院大学教養学部准教授)
「障害者の長期雇用支援システムの一考察:北海道江別市における生協、大学、福祉施設間提携の事例から」 - 後藤誠一(名古屋大学大学院教育発達科学研究科博士課程)
「成人消費者を対象とした学習モデルの構築に関する実証的研究」 - 渡部克哉(早稲田大学社会科学総合学術院助手)
「婦人方面委員と家庭における消費:消費協同組合運動および生活改善運動との関係から」 - 山下智佳(明治大学大学院博士後期課程)
「医療生協における組合員参加の内容と参加推進のアプローチに関する研究」 - 舩戸修一(静岡文化芸術大学文化政策学部・文化政策学科講師)
「市民協働による「都市農業」の持続可能性:首都圏における「援農ボランティア」の事例から」
共同研究
- 隋妹妍(青島農業大学合作社学院講師)
「中国における産直運動の展開およびその影響に関する研究」 - 五石敬路(東京市政調査会研究室長)
「生活困窮者を包摂した地域助け合いの実践~東日本大震災にともなう被災地を中心に~」 - 宮川祥子(慶応義塾大学看護医療学部准教授)
「東日本大震災被災地におけるヘルスケアニーズの把握とそのシステム化に関する研究」 - 徳本勇人(大阪府立大学助教)
「“生協発”資源循環プロセスの構築 ~食品厨芥のエネルギー化とその活用~」 - 富永京子(東京大学大学院人文社会系研究科博士課程)
「消費者運動としての医薬品アクセス運動――Oxfamと国境なき医師団の活動を中心に――」 - 中山文子(松本大学松商短期大学部専任講師)
「東日本大震災における臨床心理士としてできる後方支援のあり方~児童・生徒・保護者・教職員のこころに寄り添う支援の実践と研究~」
昨年にまして多数のご応募をいただき,誠にありがとうございました。