生協社会論

2024年度第10回講義概要「食の安全・安心を考える」

○開催日時 2024年6月19日(水)15:00~16:30

○開催会場 大東文化大学 板橋キャンパス

講師とテーマ

早川敏幸(日本生活協同組合連合会 品質保証本部 安全政策推進室室長)
「食の安全・安心を考える」

概要

講師の早川さん
講師の早川さん

 第10回の講師は、日本生活協同組合連合会の早川氏でした。「食品の安全と安心とは」「食料安全保障(フードセキュリティ)」「リスクアナリシス(リスク分析)」「食品の安全(フードセーフティ)」「日常生活で気をつけたいこと」「生協の取り組み」などについて講義いただきました。

受講した学生のレポートから

Aさん
現代社会が直面している商品安全の課題について理解することができた。特に食品添加物や残留農薬に対する消費者の不安がどれだけ深刻なものかを再認識した。

Bさん
今回の講義で生協が食品の安全と安心を重視し、様々な取り組みを行っていることを知ることができました。特にリスクアナリシスの重要性や食品衛生法の改正運動に積極的に関与したことが印象的でした。

Cさん
今回の講義は生協の取り組みよりも私たちの普段の生活に関する話が多く、役立つ内容でした。紅麹の話はニュースで見ていましたが、様々な商品に含まれていたため回収を促す内容ばかりで、紅麹の何が原因で死者が出ているのかわからず、青カビの混入で死者が出るまでの大事になっていたことに驚きました。食品添加物に関しては安心してもらえるように危険なものではないということを伝えていく必要があると思いました。

Dさん
安全と安心が繋がらないということがとても印象的でした。自分が想像している以上に人と団体が信頼を維持することの難しさを知りました。信頼に繋げるための分析を見ると、理解してもらう、知ってもらうことが重要であると思いました。不安な要素があっても調べれば安全とわかる正確な情報が出てくる状態を保っていてほしいです。