生協社会論
2024年度第9回講義概要「協同組合ならではの社会問題解決法を考える」
○開催日時 2024年6月12日(水)15:00~16:30
○開催会場 大東文化大学 板橋キャンパス
講師とテーマ
松尾 賢(日本協同組合連携機構 協同組合連携2部 連携推進マネージャー)
「協同組合ならではの社会問題解決法を考える」
概要
講師の松尾さん
第9回の講師は、日本協同組合連携機構の松尾氏でした。「協同組合はどのようにして生まれてきたのか」「世界の協同組合が大切にしている理念」「私たちの社会を取り巻く環境変化」「社会問題の解決事例」などについて講義いただきました。
受講した学生のレポートから
Aさん
複数の協同組合が協力することでより多くの社会問題を解決できることはとても良いしくみだと感じました。利益を目的にしないからこそできる事業もあると思うので、支援を広げることが大切だと思いました。
Bさん
協同組合が連携し、地域の課題解決のために活動していることがわかりました。お互いにノウハウを共有することによって、単独では解決が難しくても、協力して解決している事例が数多くあって驚きました。
Cさん
働く目的が「お金」であると答える日本人が増えているグラフを見て、納得すると同時に危機感を覚えた。また、孤独を感じる子どもが多いという問題に対して、誰もが救いを求められる場を持っているとは限らないこと、そういった場を提供することの大切さを理解した。
Dさん
生協のような協同組合が日本だけでなく世界中にあり、組合員自らが出資し、自分たちの生活を守り、くらしの質を向上させるという生協の仕組みが他国でも成り立っていることに驚かされました。