生協社会論
2024年度第7回講義概要「誰もが安心してくらせる地域社会を考える」
○開催日時 2024年5月29日(水)15:00~16:30
○開催会場 大東文化大学 板橋キャンパス
講師とテーマ
蔦 直宏(日本生活協同組合連合会 社会・地域活動推進部 地域・コミュニティG)
「誰もが安心してくらせる地域社会を考える」
概要
講師の蔦さん
第7回の講師は、日本生協連の蔦氏でした。「能登半島地震における生協の取り組み」「安心してくらせる社会とは?」「『地域』って何?」「日本のこれからの地域社会と課題」「社会の課題解決の取り組み」「地域の課題解決のために生協が大切にしていること」などについて講義いただきました。能登半島地震の被災地支援活動や子どもの貧困問題などに生協が取り組んでいることを初めて知った学生も多かったようです。
受講した学生のレポートから
Aさん
生協が地域社会における課題解決のためにどのような活動を行っているのかについて詳しく知ることができた。特にインフラを活用して地域を見守る活動についてはとても画期的な仕組みであると感じました。
Bさん
現代社会が抱える複雑な課題に対する生協の役割と責任について深く理解し、地域社会との連携によって解決できる問題が多くあることを知ることができた。
Cさん
少子高齢化や子どもの貧困への対策については、これまで様々な場で知る機会がありましたが、今回生協が行っている取り組みを知り、組合員さんと地域のことを真剣に考えていることが伝わってきました。興味ある取り組みもあったので、調べてみようと思います。
Dさん
今回の講義では主に子どもへの支援について知ることができました。このような取り組みがもっと広がればよいと思いました。貧困状態にあることを隠す人も多く、いかに快く支援を受け入れてもらえるかも考えておくべきです。最後の説明、すごく現実を突きつけられた気がしました。一番ためになります。
Eさん
日本の諸問題に対して、地域のコミュニティなどと協力して、企業や政府、自治体とは異なるアプローチを行っていることがわかり、問題解決の取り組みをもっと理解していきたいと思いました。