生協社会論
2024年度第6回講義概要「エシカル消費の視点から商品の開発・調達を考える」
○開催日時 2024年5月22日(水)15:00~16:30
○開催会場 大東文化大学 板橋キャンパス
講師とテーマ
駒形 文(日本生活協同組合連合会 マーケティング部 ブランドコミュニケーションG)
「エシカル消費の視点から商品の開発・調達を考える」
概要
講師の駒形さん
第6回の講師は、日本生協連の駒形氏でした。「エシカル消費の視点から商品の開発・調達を考える」をテーマに「CO・OP商品とは」「CO・OP商品の歴史」「エシカル商品って何?」「CO・OP商品の取り組み」「皆さんにできることは?」などについて講義いただきました。前週の講義と連動した内容だったので更に「サステナビリティ」「エシカル消費」への理解が深まったと思います。
受講した学生のレポートから
Aさん
生協が大正時代からあったと知り驚きました。商品を利用する消費者の声を全て聴いてくれるのが素晴らしい。募金したいけど勇気が出ない人が買える寄付金付き商品もとても良いと思いました。どのような商品が売られているのか調べてみようと思います。
Bさん
エシカル商品は他の商品より割高になってしまうことが多く、買うことを避けてしまいがちでしたが、未来の世代につなげるためには、1つでも買って貢献しようと思いました。また、アルバイトの関係で子どもに関わることが多いのですが、持続可能な社会とジェンダーレスの考え方を踏まえて話したいと思いました。
Cさん
CO・OPが昔から社会問題などに対して消費者を第一に考えて取り組みを行なったり、プルタブのステイオン化などの今では当たり前となっている商品の起源であったことに驚きました。
Dさん
しくみや制度ではなく実際にお客さんが手に取る商品について知ることができ、とても興味を持ちました。生協で商品を買う時に意識してみたいと思いました。組織として『世界と助け合う』ことが言われているのが、視点が広くすごいと思いました。
Eさん
コープが食品に限らず化粧品など様々な日用品を開発していることに驚きました。商品を開発する際、組合員の意見を直接反映させていることで安心安全な商品が生まれるという仕組みは素晴らしい取り組みだと思いました。今、私たちが普通に利用している商品の始まりがコープ商品であることが多く、コープの商品価値の高さとニーズへの貢献度が良く理解できました。