生協社会論

2024年度第5回講義概要「環境・サステナビリティの実践を考える」

○開催日時 2024年5月15日(水)15:00~16:30

○開催会場 大東文化大学 板橋キャンパス

講師とテーマ

新良貴 泰夫
(日本生活協同組合連合会 社会・地域活動推進部 サステナビリティ推進グループG GM)
 「環境・サステナビリティの実践を考える」

概要

講師の新良貴さん
講師の新良貴さん

 第5回の講師は、日本生協連の新良貴氏でした。「環境・サステナビリティの実践を考える」をテーマに「なぜ生協はサステナビリティを進めるのか」「生協の環境・サステナビリティ政策」「10の行動指針と具体的な実践」「私たちの一人ひとりができること」などについて講義いただきました。サステナビリティの観点から日々の行動を変えていきたいとレポートに記載する学生が多かったのが特徴でした。

受講した学生のレポートから

Aさん
エシカルやサスティナブルなど環境問題で使われている単語を表面的にしか理解していなかったけれど、今回の講義で理解を深め、自分もエシカル消費をしていこうと思いました。

Bさん
持続可能な社会の実現が求められている現代において、資源や環境の問題だけでなく、人権やジェンダー平等に配慮した取り組みまで行っていることに非常に関心を持ちました。

Cさん
人権問題や環境への配慮を行っている企業と取引するだけでなく、学習を重視しているところに安心感がありました。私も選択することで実践していきたいです。

Dさん
今もファストファッションは流行しており、「SHEIN」を筆頭に安く様々なおしゃれを楽しめる通販サイトは人気を博しています。人気の背景に様々な問題があることは理解していましたが、お金のない学生は、そのような背景まで考えられる人は少ないです。しかし、エシカルなものを購入する意識をつける必要があるということを学んだので、今後の消費行動を見直そうと思いました。

Eさん
「エシカル」というワードを聞いたことがなく、この講義を通じて新しく知識を得ることができた。「自分が良ければ良い」ではなく、未来のことを考えて自分ができるSDGs対策を積極的に行っていきたいと考えた。先日お台場で開催されていたビーチイベントでゴミ拾いを行なったが、今後もそのようなイベントに参加したいと思う。