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生協社会論
「生協社会論」講座
●2024年度講義の様子
生協総合研究所は、「キャリア支援特殊講義Ⅶ(生協社会論 - 生協活動から見た現代社会の課題)」と題し、大東文化大学で講座を開講しています。
誰もが安心してくらせる地域社会、食の安全・安心、環境・サステナビリティ、エシカル消費、防災・減災、ライフプランニング、子育て支援、平和など身近な地域から地球レベルで現代社会が抱える諸問題について、生協をはじめとする協同組合の取り組み事例を通してわかりやすく解説する実践的な講座です。一つひとつの問題への理解を深めることでキャリア形成に役立ててもらうとともに、消費者市民社会の実現のためにできることをともに考えます。
科目内容(「講義名」をクリックすると終了した講義の概要がご覧になれます)
No. | 講義名 | 講義日 | 講義概要 |
---|---|---|---|
1 | オリエンテーション | 2025年 4月16日 |
オリエンテーションとして、講座の目的、15回の講義の組み立て、講座全体の前提となる生協と協同組合の基礎知識などついて学習します。 |
2 | 環境・サステナビリティの 実践を考える |
2025年 4月23日 |
生協の実践事例も通して、地球環境の持続可能性を考え、人権を大事にする事業活動の必要性について考えます。 |
3 | 学生生活を取り巻く リスクを考える |
2025年 4月30日 |
事故(ケガ)や病気への支払い実績から身近な生活の中に潜む大学生を取り巻くリスクを明らかにし、保障の必要性について考えます。 |
4 | 誰もが安心してくらせる 地域社会を考える |
2025年 5月7日 |
生協が実践している見守り活動や地域における連携事例、子どもの貧困・居場所づくりなどを紹介し、人口減少や少子高齢化、格差の拡大など地域社会が抱える諸課題について考えます。 |
5 | 変わる大学生活を考える | 2025年 5月14日 |
大学生協は終戦直後から学生生活の悩みに寄り添って事業・活動を展開してきました。コロナ禍を境に学生生活が大きく変わる中、調査結果などから、大学生活と大学生協が直面する課題について考えます。 |
6 | エシカル消費の視点から 商品の開発・調達を考える |
2025年 5月21日 |
CO・OP商品開発の歴史、サプライチェーン全体を通したCO・OP商品のさまざまな対応、実際の商品開発の事例研究などから、エシカル消費について考えます。 |
7 | ダイバーシティ& インクルージョンと ジェンダー平等を考える |
2025年 5月28日 |
ダイバーシティ&インクルージョンとジェンダー平等に係る日本社会全体の現状と課題について、生協の事例にも触れながら考えます。 |
8 | 持続可能な農畜水産業と 地域づくりを考える |
2025年 6月4日 |
日本の農畜水産業の現状を踏まえ、生協の産直の取り組みも手がかりとしながら、持続可能な農畜水産業と地域づくりに向けた社会課題を考えます。 |
9 | 多角的な視点から 平和を考える |
2025年 6月11日 |
ロシアのウクライナ侵攻、イスラエルのガザ地区侵攻など平和を脅かす情勢が続いています。生協の平和問題への取り組みなどから、戦争体験の若い世代への継承を含め、被爆者の方の体験談と平和のためにできることを考えます。 |
10 | 食の安全・安心を考える | 2025年 6月18日 |
食品の安全と安心、食料安全保障の観点から必要な技術、リスクアナリシス(リスク分析)などについて紹介し、日常生活の中で気をつけたいことについても考えます。 |
11 | デジタル社会において 消費者力を高める |
2025年 6月25日 |
若い世代が関係する最近の消費者被害の実態から消費者力の向上について学ぶとともに、消費者市民社会のあり方について考えます。 |
12 | 防災・減災を考える | 2025年 7月2日 |
各地で近年頻発してきた災害をふり返り、生協の復旧支援活動例を通して、東京で今後発生が想定される災害時の対応について考えします。 |
13 | ライフプランニングの 必要性を考える |
2025年 7月9日 |
共済と保険、ライフイベント、家計の収支、キャッシュレス化と家計管理などについての理解を深め、学生のうちから生活設計について考えることの必要性を学ぶ講義とグループワークで組み立てます。 |
14 | 現場の視点から子育て 支援のあり方を考える |
2025年 7月16日 |
パルシステム東京の保育園事業の実践等を踏まえ、今求められる子育て支援のあり方について考えます。 |
15 | これからの働き方を考える | 2025年 7月23日 |
キャリア形成はすべての働く人にとって考えるべき課題となっています。人生を豊かにしつつ、仕事のやりがいを育む働き方について考えます。 |