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生活協同組合研究バックナンバー一覧

2008年度
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2009年3月号(Vol.398)

■巻頭言
「生活者」の復権 天野正子
■特集 生協の高齢者介護事業
介護事業の現状と課題 服部万里子
生協福祉事業再構築プランの到達点と今後の課題 高田公喜
生協福祉事業をとおして地域福祉の担い手に
──社会福祉法人生活クラブの福祉事業──
池田 徹
在宅介護における既存事業再構築の取り組み
──生協パルシステム東京・中野複合型モデル事業を通じた成果と教訓および問題提起──
矢野香栄
生協ひろしまの介護保険事業の現状と今後の課題 横山弘成
組合員参加による介護・福祉事業づくり ──南医療生協の実践── 大野京子
■研究と調査
オウエンの遺産 ──オウエン没後150年とロバアト・オウエン協会創立50周年── 中川雄一郎
■シリーズ・わが生協のビジョン34
情報戦略で生協の不動の地位を ──コープさっぽろ── 大見英明
■海外の協同組合は今 No.45
グローバル経済危機の中で協同組合の存在価値を確認 ──ICAアジア・太平洋地域総会── 伊藤治郎
■研究所日誌

2009年2月号(Vol.397)

■巻頭言
大学の教育・研究を取り巻く困難の打開を 蓮見音彦
■特集1 賀川豊彦と現代
賀川豊彦の経済社会体制理論――協同組合運動に関連して―― 野尻武敏
賀川豊彦と世界平和 加山久夫
豊なる川のほとりに――賀川豊彦の未来―― 濱田陽
■特集2 過疎の中の協同
揺らぐ農業と農村の存立条件
――地域資源活用型産業への転換と農政転換の必要性――
吉田俊幸
中山間地再生の論理と政策――「限界集落」から「ともいき集落」へ―― 野口定久
農山村地域における過疎問題とまち・むらづくりの課題――住民協同の可能性―― 桒田但馬
■シリーズ・わが生協のビジョン33
経営品質の向上めざし――福井県民生協―― 竹生正人
■海外の協同組合は今 No.44
国際協同組合保険連合の機能と2008年の活動紹介 中村浩子
■文献紹介
ポール・スピッカー著,圷洋一監訳『貧困の概念 ―理解と応答のために』 鈴木岳
■研究所日誌

2009年1月号(Vol.396)

■巻頭言
戦前責任を問う 神野直彦
■特集 生協における働き方は今――働き甲斐のある職場を作るために――
生協における仕事のあり方を考える 麻生幸
働き方調査データから見えること 西村一郎
ジェンダーから見た生協の職場と仕事 禿あや美
個的社会と市民社会
――生協職員の個人的関心と社会的関心の分析から――
高田一夫
パネルディスカッション:働き甲斐のある職場をつくるために 上田秋江
禿あや美
高田一夫
當具伸一
モデレーター:麻生幸
■研究と調査
非営利の配食サービスの広がりを 清水洋行
久米君枝
渡辺大亮
平野覚治
■シリーズ・わが生協のビジョン32
夢と誇りのある生協めざし――コープかながわ―― 當具伸一
■海外の協同組合は今 No.43
ICA協同組合研究会議2008の概要 山口浩平
■研究所日誌

2008年12月号(Vol.395)

■巻頭言
ロバート・オウエンの遺産――協同と公正を求めて―― 中川雄一郎
■特集 食の安全をつくる
食品防御とは何か
――冷凍ギョーザ事件と今求められる社会システム,そして生協・消費者への期待――
今村知明
中国の農業・食品産業と安全管理政策の動向 大島一二
食の安全・安心政策における今日的課題
――偽装対策と回収措置の経済学的考察――
中嶋康博
食の安全・安心確保のための制度の枠組み
――食品安全行政と国際規格を中心に――
池戸重信
食の安全と安心のために今,必要なこと 日和佐信子
■シリーズ・わが生協のビジョン31
日々の暮らしに役立つ生協づくり――生協ひろしま―― 小泉信司
■海外の協同組合は今 No.42
カナダ医療生協のコミュニティ・クリニック 高藤美和子
■文献紹介
名和又介・横山治生編『20年後の「体」「心」「社会」をつくる 食の講座 大学生協寄付講座』 西村一郎
田中秀樹著『地域づくりと協同組合運動 ─食と農を協同でつなぐ─』 林 薫平
■研究所日誌

2008年11月号(Vol.394)

■巻頭言
江戸時代の商売倫理と教育 天野晴子
■特集 持続可能なライフスタイルと消費
ライフスタイル発の持続可能な社会形成 大和田順子
持続可能な地域創造に向けたコモンズの可能性 風見正三
正確な食の安全情報を知り、共有すること 西澤真理子
フェアトレード・ラベル運動が目指す持続可能な社会 中島佳織
■研究と調査
共同購入と個配の先にある、新事業戦略の今
――パルシステム千葉によるステーション事業・パルシステムキューブを通じて考える戦略課題――
木下 斉
■シリーズ・わが生協のビジョン30
ともに創る くらしと未来――コープおきなわ―― 宮城調俊
■調査データを掘り下げる(12)
生協への期待・要望調査結果の概要 田村孝裕
■海外の協同組合は今 No.41
英国生協の反撃――サマーフィールド買収―― 伊藤治郎
■文献紹介
辻井喬・上野千鶴子著『ポスト消費社会のゆくえ』 山口浩平
■研究所日誌

2008年10月号(Vol.393)

■巻頭言
グローバル化と生協の課題 庄司興吉
■特集 家族と食卓の風景
子育て家族は何をどのように食べているのか?
──組合員のリアルな食事情──
志波早苗
少子化時代の食スタイル 日清オイリオグループ
(株)生活科学研究室
児童手当制度の役割とその効果を考える 西村 智
外食と中食の動向 ──平成期を中心として── 堀田宗徳
子育て家庭の意識と食行動 ──食育の現場から── 松成容子
子育て層の「声」を聞く ──インターネットアンケート調査の結果から── 田村孝裕
■シリーズ・わが生協のビジョン29
「愛と協同」の生協めざし ──コープこうべ── 本田英一
■調査データを掘り下げる(11)
母親の就労スタイルの選択と育児ストレス 寺見陽子
■研究資料
スウェーデン生協連(KF)110年目の挑戦 藤井晴夫
■文献紹介
田中優ほか編『世界から貧しさをなくす30の方法』 西村一郎
■研究所日誌

2008年9月号(Vol.392)

■巻頭言
赤ちゃんとボク 若林靖永
■特集 非営利・協同組織の基盤整備
日本における社会的経済の基盤整備の課題
──人的資本と社会関係資本の視点から──
今村 肇
イギリスにおけるNPOの支援組織
──ローカル・インフラストラクチャー組織の現状,機能,課題
中島智人
NPOからみた生協との連携の可能性
──みやぎ生協とせんだい・みやぎNPOセンターとの連携を事例に
加藤哲夫
みやぎ生協におけるNPO支援の考え方 山口浩平
生協とNPOとの連携
──NPO支援センターちば設立経緯と連携事例から見る今後の方向性
中根 裕
■研究と調査
米国の食品安全事情 デボラ・シュタインホフ
(翻訳:林薫平)
■シリーズ・わが生協のビジョン28
夢ヲかたちに ──グリーンコープ共同体・連合── 東原晃一郎
片岡宏明
■海外の協同組合は今No.40
市場開放に備えコープマートの出店を急ぐサイゴンコープ 中村良光
■生協研究短信
生協研究短信No.4 消費生活研究所
■文献紹介
中川雄一郎・柳沢敏勝・内山哲朗編著『非営利・協同システムの展開』 栗本 昭
ポール・クルーグマン著『格差はつくられた ─保守派がアメリカを支配し続けるための呆れた戦略』 石川 廣
■研究所日誌

2008年8月号(Vol.391)

■巻頭言
いま,生協の“母国”では 杉本貴志
■特集 住まいを考える
住まいの梯子とライフコース 平山洋介
住生活基本法のポイントと問題点 鈴木 浩
耐震偽装問題の根幹を考える 平松朝彦
生活者の住まいへの関心にみる住まいづくりの問題点 小林文香
住まいの安全・安心とネットワーク
──ひろしま・「住まいのセミナー」から検証する──
岡村信秀
■研究と調査
アフリカの経済危機と協同組合の変化 アイザック・ヤウ・アスィードウ
■シリーズ・わが生協のビジョン27
ともに くらし つくる 平和なみらいにむけて
──東京マイコープ──
中村 洋
■海外の協同組合は今No.39
ICA大学/キャンパス協同組合・グローバル・ ワークショップ 田中洋一郎
■文献紹介
超左翼マガジン『ロスジェネ』創刊号 鈴木 岳
■生協研究短信
生協研究短信No.3  
■研究所日誌

2008年7月号(Vol.390)

新旧理事長のご挨拶  
■巻頭言
地域生協有識者理事の役割 有本信昭
■特集 地球温暖化の危機と生協
地球温暖化防止と低炭素社会への課題 植田和弘
2013年以降の地球温暖化防止の  国際的枠組みをめぐる交渉の課題 高村ゆかり
地球温暖化と食料 本間 慎
市民・NGOが取り組む地球温暖化防止 田浦健朗
生協における温暖化防止の取り組みの現状と課題 大沢年一
■研究と調査
農産物流通システムの転換と生協産直の課題 木立真直
世界の協同組合ランキング「グローバル300」 櫻井麻紀子
■シリーズ・わが生協のビジョン26
■生協研究短信
生協研究短信No.2 くらしと協同の研究所、地域と協同の研究センター
■文献紹介
コープみやざき雑感集編集委員会編『雑感集 第2集──コープみやざきが考えてきたこと・深めたいこと』 西村一郎
財団法人 生協総合研究所 理事会報告  
■研究所日誌

2008年6月号(Vol.389)

■巻頭言
生協総研2008年度事業計画に寄せて ──公益財団法人認定取得へ── 石川 廣
■特集 流通システムの変化と生協の課題
流通の機能とは何か 橋本雅隆
食品卸売業の再編成 ──卸売業の新しい役割と機能── 三村優美子
台頭する小売主導型流通ネットワーク 大野哲明
マーチャンダイジング改革の中で生まれた  コープさっぽろの「コープ宝箱」 折戸 功
生協版サプライチェーンマネジメントの構築 韮澤 進
■研究と調査
持続可能性を標榜する海外の協同組合保険
──フォルクサムの事例を中心に──
田中大介
■シリーズ・わが生協のビジョン25
きちんときほんの生協めざし ──コープ自然派事業連合── 小泉佳久
■調査データを掘り下げる(10)
学生生活実態調査からみる学生と,その生活 蓮見 澄
■海外の協同組合は今 No.38
アジア生協協力基金の20年 ──国際活動の重要性を考える── 伊藤治郎
■文献紹介
堤未果著『ルポ 貧困大国アメリカ』 西村一郎
■研究所日誌

2008年5月号(Vol.388)

■巻頭言
「協同組合」と「企業」の交叉 塚本一郎
■特集 金融をめぐる消費者問題と生協の生活再生事業
多重債務問題の現状と生協の生活再生事業 柴田武男
金融分野の消費者問題 原 早苗
生協の貸付事業と岩手信用生協の取り組み 上田 正
改正貸金業と東京都における生活再生支援事業 横沢善夫
グリーンコープ生活再生相談室の取り組み報告 行岡みち子
秋田県における多重債務者救済生協の必要性 佐藤久男
■研究と調査
新たな時代の地域社会づくりをめざす非営利・協同 セクターの地域福祉経営の課題
──「21世紀型地域福祉システムを考えるシンポジウム」報告──
北 昌司
■研究と調査
地球温暖化と洗剤問題
──洗濯を持続可能にするために──
橋本進司
■シリーズ・わが生協のビジョン24
出会いと共感を求め
──生活クラブ生協・神奈川──
井上雅喜
■海外の協同組合は今 No.37
韓国の生活協同組合は今
──善い消費・倫理的消費への取り組み──
金 亨美
■生協研究短信
生協研究短信No.1  
■研究所日誌

2008年4月号(Vol.387)

■巻頭言
利益とは何か? 小栗崇資
■特集 女性の働き方と生活変容
女性就労の現状と日本における課題 大沢真知子
日本企業における女性労働の実態と政策課題 厚生労働省雇用均等
・児童家庭局雇用均等政策課
フルタイムのワーキングマザーから地域子育て支援へ
──地域住民で創り上げた「ゆったり~の」と仕事の変化──
小原聖子
コープネット事業連合の男女共同・平等参画推進の取り組みとWithタスク活動 中井節子
「くるみん」マークとファミリー・フレンドリー企業への取り組み
──おかやまコープとコープぐんまの事例から──
近本聡子
■研究と調査
連帯経済運動がよみがえらせる古典的問題 林 薫平
■シリーズ・わが生協のビジョン23
連帯を地道に積み上げて
──コープきんき事業連合──
山本邦雄
■シリーズ・調査データを掘り下げる(9)
「医療生協人」の実践へ
──第5回医療生協職員意識調査──
浜岡政好
■海外の協同組合は今 No.36
イタリア生協の店舗開発 ──INRES── 伊藤治郎
■文献紹介
鈴木善次監修『食農で教育再生』 西村一郎
■研究所日誌