公益財団法人生協総合研究所 第34回全国研究集会
超高齢社会において生協が果たすべき役割を考える

 「全国生協組合員意識調査」(2024年実施)によれば、生協組合員の構成比は60歳代以上の高齢者が半数以上となっています。また高齢世代ほど利用金額も高い傾向があり、供給高に占めるシェアは3分の2に達しており、高齢世代の生協利用の維持・向上は生協経営にとって重要課題の一つと言えます。
 ところで高齢世代の生協利用満足度は一概に高いとは言えませんが、足腰が弱くなり買い物の困難度合いの高まる、80歳代以上での宅配事業の評価は高くなっています。
 本年の全国研究集会では、高齢世代の特徴やニーズについて認識を深めるとともに、地域課題に取り組む企業の実践事例を学びつつ、各地の生協による高齢者向けの取り組みを共有して、今後の生協の事業と活動の方向性を考え合う機会とします。

●日  時:
2025年11月21日(金)13:00~17:30(予定)
●会  場:
主婦会館プラザエフ 地下2階クラルテ
●参加形態:
来場/オンライン配信併用開催
●参 加 費:
無料

※懇親会にご参加される方は、懇親会参加費として一律1人1,000円をお願いいたします。
当日現金でお支払いください。

プログラム(予定)

12:30
開場(受付開始)/オンライン配信開始

13:00~13:10
開催挨拶 中嶋康博(女子栄養大学 教授/生協総合研究所 理事長)
13:10~13:15
趣旨説明 西尾 由(生協総合研究所 研究員)

<第一セッション 講演>

13:15~13:55
講演①「超高齢社会の進展とシニアビジネスの要諦」
村田裕之(東北大学スマート・エイジング学際重点研究センター 特任教授)
13:55~14:35
講演②「超高齢社会を機会と捉えて」
矢尾板俊平(淑徳大学地域創生学部 学部長・教授)
14:35~15:15
講演③「地域の高齢者の笑顔のために」
住友達也(株式会社とくし丸 創業者・取締役)
15:15~15:30
休憩

<第二セッション 事例報告>

15:30~16:05
報告①「シニア世代が50%を超えた生協組合員」
宮﨑達郎(生協総合研究所 研究員)
16:05~16:45
報告②「コープさっぽろの移動販売事業について」
外川雅喜(生活協同組合コープさっぽろ 移動販売事業部 部長)
16:45~17:25
報告③「福井県民生協の“くらしのサポート”について」
中川政弘(福井県民生活協同組合 常務理事)
17:25~17:30
閉会挨拶 和田寿昭(生協総合研究所 専務理事)

18:00~19:30
懇親会

※敬称略

※各講演および各報告には5~10分程度の質疑応答を含みます。その関係でタイムスケジュールが多少前後する場合があります。

申込方法

 下記URL(または右の2次元コード)の参加申込フォームよりお申込みください(11/17締切)。

QR

※ 開催後にオンデマンド配信を予定しております。オンデマンド配信ご希望の方もお申込みをしてください。

申込書(Excel)のFAXまたはメールによるお申込みも受け付けております。
※ Excelファイルが直接開けない場合は、保存の上ご利用をお願いいたします。

申込締切

 2025年11月17日(月)

 ※ 来場参加は先着70名様とさせていただきますので、来場参加をご希望の場合はお早めのお申込みをお願いいたします。

招待URL送信

 2025年11月19日(水)

お問合せ

 公益財団法人 生協総合研究所  石川、茂木

 TEL:03-5216-6025 E-mail:ccij@jccu.coop