【予告】第30回全国研究集会のご案内
新型コロナウイルス感染症禍における生協の役割を考える
新型コロナウイルスの感染拡大により、生協の購買事業は様々な課題に直面しています。加入者の増加や利用単価の増加に伴い業績は好調で推移しているものの、現場からは、感染が収束すれば組合員が利用をやめてしまうのではないかという声が挙がっており、安定的な経営を維持できるのかどうかが課題となっています。
また、生協の組合員活動も課題に直面しています。感染拡大後に多くの生協で活動が実施できなくなり、現在に至るまで、ICT(情報通信技術)を活用した非対面型の活動が行われています。しかし、コロナ禍で格差が拡大しており、ICTの利活用にも格差が生じる中で、全ての組合員に活動への参加の機会をどう設けていくのかは、大きな課題となっています。
このような背景を受けて、第30回全国研究集会では新型コロナウイルスの感染拡大という危機的状況下で、生協がどのような課題に直面しているのかを整理した上で、今後の事業や活動はどうあるべきか、生協に期待される役割とは何か、を検討していきます。
ぜひ、多くの方々のご参加をお待ちしております。
- 開催日時:
- 2021年11月2日(火)13:00~18:00
- 参加方式:
- オンライン(Zoom・ウェビナー利用)
来場(会場:東京・四ツ谷 主婦会館プラザエフ)
プログラム(予定)
- 基調講演① 神野直彦(東京大学名誉教授、生協総合研究所 顧問)
- 基調講演② 石田光規(早稲田大学 教授)
- 報告①「新型コロナウイルス感染拡大と生協利用の変化」
- 報告②「新型コロナウイルス感染拡大と組合員の社会参加」
(敬称略)
本研究集会の詳細は、確定次第,改めてご案内いたします。