第25回全国研究集会が開催されました
今回の全国研究集会は『「超」高齢社会をどう迎えるか? ―「2050研究会」から地域社会と生協への提言―』と題し明治大学において開催され、221人の方々にご参加を頂きました。
今から35年後の2050年。ほぼ3人に1人が70歳以上であり、①少子②「超」高齢③人口減少④単身⑤元気な高齢者といったキーワードで表現されることになるであろうこの未来に向けて、私たちはどのように創造的に適応していくのか。くらしと地域が変わる中で生協あるいは地域社会にはどのような準備が求められるのだろうか? そのプランを検討すべく立ち上がった「2050研究会」のまとめた提言をもとに、委員による講演及び将来に向けた取り組みを始めた地域の事例報告から2050年に向けて私たちが取り組むべき課題を検討する場となりました。
研究集会の報告は,『生活協同組合研究』2015年12月号に掲載されます。合わせてご覧下さい。
主なプログラム
開会挨拶
生源寺 眞一(生協総合研究所理事長、名古屋大学大学院教授)
「挨拶にかえて」
中川 雄一郎 (明治大学教授)
講演① 「提言の総括報告」
若林 靖永(京都大学経営管理大学院 教授、京都大学大学院経済学研究科 教授)
講演② 「単身社会のゆくえと親密圏の再構築」
宮本 みち子(放送大学 副学長)
事例報告 ① 「『柏プロジェクト』活動報告」
前田 展弘(株式会社ニッセイ基礎研究所 生活研究部主任研究員、
東京大学高齢社会総合研究機構客員研究員)
2050研究会委員からのビデオメッセージ
樋口 恵子(NPO法人 高齢社会をよくする女性の会 理事長)
事例報告 ② 「たまり場『ひだまり』活動報告」
小森 佳子(ヘルスコープおおさか 常務理事)
パネルディスカッション ①「若者が大いに語る未来」
【パネリスト】 米澤 旦(明治学院大学)、山田 香織(NHK制作局)、星野 浩美(コープさっぽろ)、
郡司 明徳(コープみらい)、寺下 晃司(コープこうべ・高田藍里氏の急遽代理)
【ファシリテーター】 近本 聡子(生協総合研究所)
パネルディスカッション ②「『2050年 超高齢社会のコミュニティ構想』の著者たちが大いに語る未来」
【パネリスト】 宮本 みち子、松田 妙子(NPO法人 せたがや子育てネット理事)、前田 展弘、
白鳥 和生(日本経済新聞社 編集局調査部)、藤井 晴夫(生協総合研究所)
パネルディスカッション①のメンバー
【座長】 若林 靖永
閉会挨拶
小方 泰(生協総合研究所専務理事)