常設研究会 ― ワークライフバランス研究会 第11回報告 ―
- ○ 開催日時
- 2019年1月31日(木)9:30~12:00
- ○ 開催会場
- コーププラザ5階会議室
- ○ 参 加 者
- 9名(委員6名、事務局3名)
テーマ
報告:「『生協職員の仕事と生活に関するアンケート調査』の分析結果」
討議:「今後のスケジュール」
概要
第11回研究会では、2018年10月に3つの地域生協を対象として実施した「生協職員の仕事と生活に関するアンケート調査」データの分析結果を、委員がそれぞれ報告した。その後、分析結果のアウトプットの方法や時期について、委員全員で討議を行った。
(1)アンケート調査の分析結果
アンケートデータの入力が終わり、データクリーニングも終了した。回収率は80.5%となり、有効回答数は5,257件となった。
アンケートの分析は、委員が各自の研究関心にもとづいて実施している。各委員の分析テーマは以下の通りである。佐藤博樹「雇用形態別のワークライフバランスの在り方とその向上策」、梅崎修「女性パート職員の性別役割分業意識と家計」、小野晶子「生協職員の就業継続意思に理念や社会活動があたえる影響」、島貫智行「上司のリーダーシップ行動や経営理念の浸透が、パート・アルバイトの組織コミットメントや勤務先での就業継続意欲に与える影響」、中村由香「職員の性別、雇用形態別、家族構成別の心理的ディストレスとその規定要因」である。
(2)今後のスケジュール
2019年2月末~3月末にかけて、調査先の3つの生協を対象に、調査結果の簡単なフィードバックを行う。また、2019年10月5日(土)に開催する全国研究集会で、分析結果を報告する。さらに、分析結果は書籍として年度内に刊行する予定である。次回の研究会では書籍の章立てや、全国研究集会のプログラム案を検討する。