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研究活動

常設研究会 ― ワークライフバランス研究会 第10回報告 ―

○ 開催日時
2018年12月11日(火)9:30~13:00
○ 開催会場
コーププラザ5階会議室
○ 参 加 者
11名(委員6名、事務局3名、調査協力者2名)
テーマ

報 告:加藤健志(労働調査協議会 事務局長)、湯浅 論(労働調査協議会 主任調査研究員)
テーマ:「生協職員の仕事と生活に関するアンケート調査の単純集計結果」
討議①:「データクリーニングの方法について」
討議②:「今後の分析スケジュールについて」

概要

 第10回研究会では、2018年10月に3つの地域生協を対象として実施したアンケート調査票の結果について、調査集計先の労働調査協議会の加藤健志氏と湯浅論氏から報告いただいた。また、調査データのクリーニングの方法と、今後のスケジュールについて、委員全員で討議した。

(1)単純集計結果について

 回収率は7割以上となり、回収したサンプル数は5000件以上となっている。データはまだ未完成で、残った調査票の入力中であり、12月下旬にデータが完成する予定である。
 単純集計結果からは、労働満足度やワークライフバランスが取れているかどうかについて、店舗/宅配事業の種類別、雇用形態別に差が見られた。

(2)データクリーニングの方法について

 カテゴリー変数ではなく、実数で答える設問(賃金、労働時間、年齢など)について、誤回答ではないかと思われるものが見つかった。なるべく元の回答を尊重しつつ、数値の上限と下限を決め、その範囲におさまらないものは無回答として処理する方針で決定した。

(3)今後の分析スケジュールについて

 2019年10月に開催する全国研究集会で、分析結果を報告する予定である。また、分析結果は『総研レポート』『生活協同組合研究』のいずれか、あるいは書籍として刊行する予定である。