研究活動

常設研究会 ― ユニバーサル就労調査研究会 第3回報告 ―

○ 開催日時
2014年5月27日(火) 12:40~16:10
○ 開催会場
大阪いずみ市民生協あゆみ野物流センター内会議室
○ 参 加 者
33名 (委員8名、講演者2名、オブザーバー21名、事務局2名)
テーマ
講   演:
福原 宏幸(大阪市立大学大学院 教授)
テーマ:
「中間的就労はどうあるべきか?」
報   告:
本多 敬(大阪いずみ市民生協 常務理事)
テーマ:
「大阪いずみ市民生協グループの取り組み紹介」
報   告:
永井 啓一(大阪府みどり公社 農政チームマネージャー)
テーマ:
「農と福祉の連携」
概要
  • 講演 「中間的就労はどうあるべきか?」
     福原宏幸氏(大阪市立大学大学院 教授)より、①生活困窮者自立支援モデル事業における中間的就労のガイドライン内容②中間的就労の意義・役割の検討③中間的就労を担う社会的企業と社会連帯について説明をいただいた。
  • 報告 「大阪いずみ市民生協グループの取り組み紹介」
     当研究会委員である本多敬氏(大阪いずみ市民生協常務理事)より、障がい者就労の取り組みと中間的就労受け入れに向けた準備状況について説明がなされた。また、生協の事業を通じて社会の問題・課題の解決を目指していくという志、事業の概況・施策が報告された。
  • 報告 「農と福祉の連携」
     永井啓一氏(大阪府みどり公社)より、「農業への障がい者就労職域の拡大」をテーマとした報告をいただいた。担い手不足により遊休化が進んでいる農空間を障がい者雇用の場とする取り組みについて、「なぜ障がい者雇用の場として農業が適しているのか」「行政がどのような支援を行っているのか」という点から説明いただいた。研究会開催前にいずみエコロジーファームの見学を行っていたため報告内容と視察内容をリンクさせることができ、参加者からも好評であった。