研究活動

常設研究会 ― ユニバーサル就労調査研究会 第2回報告 ―

○ 開催日時
2014年3月25日(火) 14:00~17:30
○ 開催会場
プラザエフ5階 会議室
○ 参 加 者
18名 (委員9名、講演者1名、オブザーバー6名、事務局2名)
テーマ
講   演:
且田 久雄(株式会社ダックス四国 代表取締役社長)
テーマ:
「エフピコグループの障がい者雇用と民間企業での障がい者雇用の現状」
報   告:
村城 正(社会福祉法人 協同福祉会 理事長)
テーマ:
「協同福祉会におけるユニバーサル就労の取り組み」
報   告:
吉島 孝(みやぎ生協 総務部長)
テーマ:
「みやぎ生協の障がい者就労の現状と今後の課題」
概要
  • 講演 「エフピコグループの障がい者雇用と民間企業での障がい者雇用の現状」
     且田久雄氏(株式会社ダックス四国 代表取締役社長)より、エフピコグループでの障害者雇用状況が報告された。エフピコグループは障害者雇用のリーディングカンパニーであるが、障がい者をCSR的な発想ではなく「戦力」として雇用しており、「社会貢献ではなく、業績をあげるために障がい者を採用しているのだ」ということを様々な事例を交え説明いただいた。
  • 報告 「協同福祉会におけるユニバーサル就労の取り組み」
     当研究会委員である村城正氏(社会福祉法人協同福祉会理事長)より、ユニバーサル就労への取り組み状況が報告された。取り組みを始めるに至った背景としての今日の社会の在り方の問題、実際の就労の事例、そこから見えてきた課題について語っていただいた。ユニバーサル就労を進めていくには、雇用する法人の体制作りはもちろん、社会的認知を進めて行政の理解や法整備が必要であることを認識させられる内容であった。
  • 報告 「みやぎ生協の障がい者就労の現状と今後の課題」
     当研究会委員である吉島孝氏(みやぎ生協総務部長)より、みやぎ生協における障がい者雇用の状況が報告された。障がい者雇用を特例子会社でなく生協本体で行っているため、職場定着等、前回報告とは異なった点が課題として挙げられ、委員からの質問も多くなされた。