常設研究会 ― 社会参加とネットワークに関する研究会 第6回報告 ―
- ○ 開催日時
- 2023年1月30日（月）13：50～18：00
- ○ 開催会場
- 早稲田大学
- ○ 参 加 者
- 4名（委員3名、事務局1名）
テーマ・概要
第6回研究会では、これまでの研究会に引き続き、2022年度末に実施予定のアンケート調査（インターネットモニター調査）に入れる設問案について、全体討議を行った。
今回の研究会では、まず、アンケート調査の対象者について検討を行った。本アンケート調査は現役世代を対象として実施するが、具体的な年齢設定をどうするのかという点について議論を行ったほか、対象者の居住地域を限定するのか否か、学生を除く社会人のみを対象とするのか否かといった点についても議論を行った。さらには、多変量解析など統計的な分析を行うためにどのくらいの回収数（サンプル数）が必要かといった点についても議論を行った。
また、アンケート調査の設問内容についても検討を行った。まずは、アンケート調査の基本的な部分として、回答者の属性や世帯状況等のフェイスシートの設問について、ワーディングに修正すべき点があるかどうかを精査した。
さらには、回答者の就業状況に関する設問についても検討を行った。検討の結果、就業形態、就業先の業種・職種、労働時間、最終学校卒業後の初職、フレックスタイム制度の有無といった設問に加えて、コロナ禍で利用が広がったリモートワークの頻度や、仕事内容に対する裁量性の高さ、職場の人間関係の良さなど、仕事の質の良し悪しを測るための多様な設問を盛り込むこととなった。
なお、次回までのタスクとして、全体討議で出された意見をもとに設問案を加筆・修正する。
次回（第7回研究会）は、2月13日（月）15時～18時に対面（東京大学）で実施する予定である。