常設研究会 ― 生協論レビュー研究会(第2期) 第17回報告 ―
- ○ 開催日時
- 2017年8月29日(火) 14:00~19:00
- ○ 開催会場
- 国立歴史民俗博物館小会議室
- ○ 参加者
- 10名(委員6名、オブザーバー3名、事務局1名)
テーマ
- 討 議:
- 『生協総研レポート』について
概要
研究会の主な内容は以下のとおりである。
① 12月15日〆切の『生協総研レポート』について、以下各委員のテーマ(一部仮題もあるものの)がおおよそ定まり、個別に討論した。
- 三浦一浩「生協法2条2項の戦後史+都道府県連論」
- 石澤香哉子「レイドロー報告の生協への影響に関するレビュー」
- 山縣宏寿「生活協同組合における労働組合活動の変遷」
- 山下智佳「医療生協と国際活動②」
- 林 薫平「初期産直史と農村コミュニティ史の視角」
- 原山浩介「大震災と生協の問題点」
- 鈴木 岳「COOP商品の変遷をレビューする」
② 次回は10月30日(月)に主婦会館5階で開催することを確認した。
③ 午前は座長の原山氏による国立歴史民俗博物館内の玄人の目からの案内があった。原山氏は近代と現代を中心とした博物館の展示について、民族という視点での展示であり、時の権力者等に焦点を当てた展示ではないこと。また展示は委員会での検討のうえで行われ、外部の圧力や個人の趣味に左右されないようにしているとの解説があった。話題になっている関東大震災での朝鮮人の虐殺を詳しく展示しており、時間をとって説明していただいた。