常設研究会 ― 生協論レビュー研究会(第2期) 第12回報告 ―
- ○ 開催日時
- 2016年8月9日(火) 14:00~18:00
- ○ 開催会場
- プラザエフ5階 会議室
- ○ 参加者
- 10名(委員7名、オブザーバー1名、事務局2名)
テーマ
- 報 告:
- 山縣 宏寿
- テーマ:
- 「役割給の導入と新たな組合規制の必要性
/限定正社員制度導入の試みとその課題/生活協同組合における委託労働者の組織化」 - 報 告:
- 山下 智佳
- テーマ:
- 「医療生協の国際交流:動向とこれから」
※上記の他、各メンバーが研究の進捗を報告した。
概要
研究会の主な内容は以下の3つである。
- ①2017年2月末発行の総研レポートに向けて、執筆と校正のスケジュールを確認した。
- ②公開研究会の開催に向け、日時、開催地、内容を検討した。
- ③2回り目のテーマについて2人が発表した。内容はそれぞれ、山縣宏寿「役割給の導入と新たな組合規制の必要性/限定正社員制度導入の試みとその課題/生活協同組合における委託労働者の組織化」、山下智佳「医療生協の国際交流:動向とこれから」であった。
研究会では、生協で働く職員の間には賃金や待遇に格差があり、それが不平等・不公正なものではないかという問題提起がなされた。さらに、そのような問題は生協に固有のものであるのか、それとも広く日本の労働環境に共通する問題であるのか、その問題の有効な解決策は何か、といった点について活発な議論が交わされた。
■ 次回第13回は10月24日(月)14:00~@5F第1会議室。引き続き、各委員のレビューの進捗確認と意見交換を行う。
オブザーバーとして竹野ユキコ(非営利・協同総合研究所いのちとくらし事務局長)が参加。