常設研究会 ― 生協論レビュー研究会(第2期) 第10回報告 ―
- ○ 開催日時
- 2016年3月28日(月)14:00~18:00
- ○ 開催会場
- プラザエフ5階 会議室
- ○ 参加者
- 9名(委員6名、オブザーバー1名、事務局2名)
テーマ
- 報 告 :
- 石澤 香哉子
- テーマ :
- 「生協運動における専従職員の位置づけに関する議論の変遷」
- 報 告 :
- 原山 浩介
- テーマ :
- 「『生活協同組合研究』(Q編集委員会)の時代」
- 報 告 :
- 三浦 一浩
- テーマ :
- 「エネルギー協同組合の概要」
※上記の他、メンバー間で2月末に発行した総研レポートの振り返りを行った。
概要
研究会の主な内容は以下の2つである。
- ①2016年2月末発行の総研レポートの内容について、相互に講評を行った。
- ②2周り目のテーマについて3人が発表した。内容はそれぞれ、石澤香哉子「生協運動における専従職員の位置づけに関する議論の変遷」、原山浩介「『生活協同組合研究』(Q編集委員会)の時代」、三浦一浩「エネルギー協同組合と法人形態との比較」であった。
研究会では生協の活動理念や職員の就業形態について、ジェンダーの視点から検討する必要があるという意見が出された。特に、有償ボランティアや専従職員といった生協職員の働き方が成立した背景には、男性が稼ぎ主・女性が専業主婦というモデルが前提とされていたのではないか、といった点について活発な議論が交わされた。
■ 次回第11回は5月30日(月)14:00~@5F第1会議室。引き続き、各委員のレビューの進捗確認と意見交換を行う。
オブザーバーとして竹野ユキコ(非営利・協同総合研究所いのちとくらし事務局長)が参加。次回研究会から、委員として参加予定。