常設研究会 ― 生協論レビュー研究会(第2期) 第4回報告 ―
- ○開催日時
- 2015年2月9日(月) 14:00~18:10
- ○開催会場
- プラザエフ5階 会議室
- ○参 加 者
- 9名 (委員6名、ゲスト1名、オブザーバー1名 事務局1名)
テーマ
- 報 告:
- 石澤香哉子
- テーマ:
- 「生協の職員教育にまつわる議論、1975年「職員のあり方」方策委員会を起点として」
- 報 告:
- 山下智佳
- テーマ:
- 「医療生協における共同生産活動」
概要
- 前回報告の三浦氏「東京の生協運動史を読む(地域生協を中心に70年代頃まで)」の原稿が紹介され、若干の議論を行った。
- 石澤氏の報告:生協において、職員教育に関する議論がどのようにおこなわれてきたのかを時系列に追うことで、生協が職員教育をどう位置づけ、行ってきたかをレビューしようとするものである。
- 山下氏の報告:「医療提供組織」としての医療生協への視点とその意義の検討し、時系列に追おうとするものである。
両氏の研究とも、手法としては単なる文献渉猟ばかりでなく、聞き取りを適宜加えることが好ましいということになった。また、とかく現場が好調な時よりも問題を抱える時期のほうが研究が出やすいという仮説も出た。 - 次回のさわりとして、熊倉・原山両氏が進捗状況を紹介した。ここで時間切れとなった。
次回研究会は2015年4月20日(月)14:00~を予定している。
■ 今回も広範な論議がなされ、ゲストの川島氏からは、長い実務経験からの発言を適宜頂いた。なお、報告については、次年度より8ページ程度で各自研究誌に縮約したレビュー報告を行い、その上でレポートで十分な報告を各自が担当し作成するようにすすめることとなる。次回報告は、熊倉、原山両氏を中心とする予定。