常設研究会 ― 社会的連帯経済研究会 第4回報告 ―
- ○ 開催日時
- 2023年1月13日(金)15:30~18:09
- ○ 開催会場
- オンライン開催
- ○ 参 加 者
- 10名(委員7名、オブザーバー2名、事務局1名)
テーマ・概要
前半では、前回の丸山氏「グローバル社会的経済フォーラム第六回ダカール大会と社会的連帯経済の国際ネットワークGSEF」の復習とした。特に「テリトワール」について、田中氏よりイタリアでの「テリトリオ」の概念、幡谷氏よりコロンビアの「連帯テリトリオ」などの紹介がなされた。
ついで、石塚氏より「バスク協同組合法の前文の要点」の報告となった。議論の前提として、法が絶対ではなく内規や定款が大事とする氏の見解をもとに、2019年社会的経済法とそれまでの変遷が紹介された。欧州でNPOの概念が概してアソシエーションと同じではないこと、協同組合「原理主義」からの脱却がすすんでいること、外部からの経営トップとガバナンスをめぐって、多面的な切り口からの議論がなされた。
別途、伊丹氏からはブラジル人連帯経済指導者の近々来日の紹介がされた。
さらに、3月末に第一弾の中間報告を『生協総研レポート』として刊行すること、オブザーバーを広げることが確認された。
次回開催は、2023年3月14日(火)14:00~の予定。